ビスケット焼きにはまったついでに、オーブンの中のどこが良く焼けるかわかるんじゃないかと思った記録。
オーブンの温度分布のこと
オーブンの中の温度は一定ではなく、温度ムラがあります。一般的には奥側が高温になっていると言われているし、ビストロの前に使ってきた機種も奥の温度が高かったです。
うちのオーブン(Panasonicビストロ26L(NE-BS5C))は、どうも違う気がしたので、ビスケットを焼くついでに、よく焼ける所を可視化してみようと思った実験です。
個体差があると思うし、検証方法が違うかもしれないけれども、こういう事もあるのねー的な感じでよろしくお願いします。
庫内の場所による温度の違い
ふだん、付属の天板ではなく、オーブントレイで焼いています。天板より有効面積が狭いのですが、できるだけ全体の温度差が判るといいなという事で、幅広くビスケット生地を並べて焼いてみました。

焼き色が薄くて判りにくいですが、手前側(扉側)がよく焼けてる気がします。
テスト用ビスケットのレシピ
焼き色を見るには、できるだけ余計な色がついていない方が良いと思うんですが、うちの砂糖はきび砂糖なので、どうしても色が濃いめです。テスト用のシンプル配合で、全粒粉とかが入っておらず、砂糖の量も少ないので、味わいはあまりないです。
材料
- 薄力粉 90g
- アーモンドプードル 10g
- ベーキングパウダー 1g
- 塩 1g
- 砂糖 30g
- 米油 20g
- 牛乳 22g
粉類と油を混ぜ、牛乳を入れてさっくり混ぜ、押して固めてひと固まりになったらざっくり伸ばして冷蔵庫で少し置いておきます。

しばらく休ませるといい感じにムラがなくなるので、厚さ5mmに伸ばして、適当な大きさにカットし、天板に並べて焼きます。穴は開けても開けなくても変わらない気がします。
牛乳を塗ってグラニュー糖を振ると、ビスケットらしさが出ますが、がりがり固くて粉粉しいのが好きなので、このままぼりぼり食べてます。
薄力粉の半分を全粒粉に置き換えると、少し味わいがます。ちょっと味が複雑になる感じ。砂糖はもう少し減らしてもいけますが、バター不使用なので深みはないです。
焼成温度
210℃で予熱して、予熱完了ブザー後すぐ投入。180℃にして15分焼きました。
扉側の床にオーブン温度計を置いておいたら、焼き上がり時に150℃だったので、実際の温度は180℃にはなってなかったと思います。
オーブンへの天板のセットのしかた
上火が強くて、焦げやすい気がするので、パンとかクッキーとか焼く時は付属の天板よりも低い位置で焼いています。

高さが45mmのセルクルを置いて、その上にベーキング天板を乗せています。ベーキング天板は、アルミ製で幅33センチです。
セルクルは直径12センチのものを使っています。そこそこ大きい方が安定する気がするし、この大きさだと小さいケーキにも使えてお得。
この配置でセットすると、生地が置かれる高さは、ビストロ純正の天板の時より約1cm下になります。これより下げてメロンパンを焼いてみたらクッキー生地が溶けたので、下げすぎは良くない感じがします。
このベーキング天板を導入した時の記事はこちらです。
焼き上がりと庫内の温度分布の考察
初めの方に乗せていた写真を再掲です。キッチンが暗くて濃淡がはっきり写らなかったのだけれども、ぼやーっと遠目で眺めると濃淡を感じ取れる気がします。
全体が色づいているゾーンと、周囲だけが色づいているゾーン、水分が飛んだだけっぽいゾーン。

なんとなくなんだけれども、手前側が一番高温域で、その次に熱いのが右側全体、という気がします。左奥はカドに焼き色がついているように見えるんだけれども、全体に白っぽく、左奥から2番目3番目はかなり白い。
ゾーン的にはこんな感じかなと思います。個人の感想です。

裏はどんなものかなと、その場でひっくり返してみました。
下火も手前の扉側の方が強いような気がします。一番左の列は全体に焼き色がうすいです。

下火が弱いので、シルパン的なクッキーがおいしく焼けるシートは使わない方が良い気がして、クッキングシートで焼いていますが、もう少し何とかならないかな。
とりあえず、左側は使わない感じで、真ん中あたりを使えばいいんじゃないか、と思いました。奥に突っ込んでおけばよし、ではない事が新発見。
オーブンの持てる力を引きだしたい時のアイテム
セルクルは、高さ調整に、型に、仕切りにと色々使えて便利です。
オーブン温度計があると、温度低すぎでの失敗が減ります。あと、オーブンのがんばりが目に見えて良いです。
温度計の機種検討の助けになれば幸いな記事はこちら。参考になれば嬉しいです。










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