ショルダーバッグやポシェットに使う、取り外しできて長さ調整できるショルダー紐は簡単に作れます。使い回せるので、とりあえず一本。
ショルダー紐の材料
長さ調整のための部品は移動カン。構造は簡単なので、わからなくなったらお手元の既製品のショルダーストラップを確認すればなんとかなります。
- 好きな幅のテープ(見本は2.5cm幅のアクリルバンド) 2mあれば十分だと思う
- テープと同じ幅の移動カン(リュックカン・送りカンとも) 1個
- ストラップの両端のバッグなどへの取り付け用ナスカンや鉄砲カン 2個
テープは好きな色や素材で作れます。バッグなどと同じ生地で作る時は接着芯を貼って強度を高めると安心です。
ストラップの長さは、お手持ちのストラップ類の中で使い勝手が良いなーと思っているものがあれば、それと同じにすれば良いですし、せっかく作るので、もうちょっと長くしたいとか短くしたいとかカスタムし放題です。
移動カンへのテープの通し方
①移動カンの軸に片方の端を縫い止め、②端に鉄砲カン・ナスカンなど端っこ用パーツを通す。③移動カンにもう一度通すと長さ調整部分が完成。④反対側に鉄砲カンを縫い止めれば取り外しができるショルダーストラップが完成です。
移動カンに表裏があるので、まずは確認します。真ん中の棒状の部分、切れ目がなくて見た目が良い側が表です。出来上がった時に表が外側になるよう、表を上にして、テープを通していきます。
①のように真ん中の棒にテープの片方の端を固定します。固定できたら、もう一方の端を鉄砲カンに通してから(②)、もう一度移動カンに通します(③)。
それぞれカンに通す時は、表裏の向きを確認しながら通します。
テープを縫う
テープの端を縫い止める時は縫いずれ防止のために、ペンタイプの仮留め用ノリで固定すると楽です。
テープを折って、のりを塗り、クリップで押さえてちょっと待ちます。テープが固定されるので、ミシンで縫う時に縫いずれしません。折ったテープが飛び出してくるとか、ずれるとかそういう事態の防止になるのでオススメです。
画像の中のペンタイプのりは、乾くと透明になると書いてありますが、透明にならない時があるので、はみ出さないように内側にだけぐりぐり塗ると良いと思います。
テープを縫う時は、カンのきわきわを縫わなくても大丈夫ですが、デザインの都合などでぎりぎりを攻めたい時はファスナー用押さえを使うと結構攻められます。
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