付け衿を作った記録

メンズシャツの本の型紙を使って、つけえりを作りました。ちょっとした端切れで、ささっと作れて良いです。

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メンズシャツの本

カジュアルからドレスアップまでのメンズシャツは、夫用のシャツを作る用に買った本で、この本を使って何枚かシャツを縫っています。ドレッシーなシャツ、カジュアルなシャツ、ワークシャツ、ジャケットが作れて、ちょっと書いてあるコラム的な文章も良いです。

シャツの本から付け衿

表紙の右下のマリン風ラウンドカラーシャツの型紙を改造して、付け衿にしました。衿だけなので、首回りでサイズを選んで良いと思います。

この本の型紙は、SサイズからXXLサイズの5サイズ展開です。Sサイズは女性向けという事になっていますが、163cm11号の私はMがちょうどサイズでした。出来上がりが細めな気がするので、シャツを作る時はボディサイズ、出来上がりサイズの確認なさってください。

裁断する前に必ず確認

付け衿作るには問題ないですが、ちゃんとシャツを作る時は、型紙と作り方説明に何カ所か間違いがあります。説明の方はともかく、裁断してしまった後だと取り返しの付かない間違いがあったように思うので、事前に出版社の訂正ページや先人のレビューをご確認下さい。

訂正が出ていない所でも、説明と型紙に相違があるなど、疑問に感じる点があれば、出版社にお問い合わせすると良いです。

雑誌・書籍に関するお詫びと訂正|文化出版局

型紙を付け衿用に改造

付け衿は、衿とその周りだけあれば良いので、トレースする部分は少ないです。衿付けのまわりだけトレースして、後はカレンダーの裏などに貼って使い回せるようにすれば、ある程度の量産にも耐えられそう。

衿は、部品が小さいので、コピー取れればコピーしてしまうのが一番楽なような気がします。

付け衿の型紙

衿付け、肩線以外は好きな長さの身頃を作れば良いです。今回はノドのあたりから20cm程度の長さの着丈?になっています。

メンズシャツの型紙を流用したので、後ろ身頃はヨークをトレースしています。肩線が前側にまわってくるのをすっかり忘れて着丈?を前身頃と同じ長さにしたら、後ろ身頃が少し短くなりました。問題ないですが見た目が悪いので、次は後ろ身頃を少し伸ばします。

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裾のカド部分は適当な曲線でなめらかにつなぐと、三つ折り+ステッチが楽です。ボタンは台衿と一番上は型紙通り、それ以下は好きな間隔でかわいい感じになるように設定します。

材料と用尺

材料は手頃なシャツ用生地と、ボタン何個か。普通の生地であれば30cmもあれば余裕で作れます。中途半端に残った端切れやカットクロスの使い切りに良いです。

生地によっては接着芯を衿に貼ります。今回使った生地は刺繍の入った綿ローンとプリントブロード(裏台衿)で、裏衿と表台衿に接着芯を貼りました。

付け衿の使ったイメージ

付け衿作りのおすすめポイント

短時間でささっと簡単に作れる付け衿は、衿を作る練習、首回りのフィット感をはかるサイズチェック、端切れ消費ができる素敵アイテムです。出来上がった後も便利に使えて、へたってきたら気兼ねなく処分できるのも良いです。

小さいので裁断も楽だし、ミシンがけも楽だし、出来てみたら思ったのと違うというショックも小さいおすすめアイテムです。中途半端に残った生地があったら、ぜひぜひお試しください。

ボタンはセール品のクリアボタン。派手目のボタンでも躊躇なく使えて良いです。

ニットのハイネックな付け衿を作った記録も良かったらご覧ください。

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