リバーシブルファスナーを使ってみた記録

リバーシブルファスナーを使ってみた感想というかレビューです。ビスロンファスナーと比較してみました。

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リバーシブルファスナー

表からも裏からも開け閉めできるタイプのファスナーです。スライダー(開け閉めする金具)の両面に引き手がついているものと、回転式という引き手がレールに沿って前後に動くものの2タイプがあって、今回は回転式のものを使ってみました。

リバーシブルファスナーを横から見たところ

引き手が前側にある状態です。スライダーの上側にレールがあって、そこを通って引き手を服の内側というか、裏側に移動させる事ができます。

介護などでよく使われるらしいですが、衣服の外側からのファスナー操作ができない時でも、服の内側からファスナーを上げ下げするための機構です。

両面にスライダーがついているタイプは、ダイソーの表裏を気にせず使える洗濯ネットにも使われています。それも便利です。

厚さ大きさの比較

比較したものは、コイルファスナーとビスロンファスナーで色々違いますが、ともに紳士用ブルゾン的なものに使われるタイプで用途が似ているということでご容赦ください。

引き手が動くレール分、リバーシブルタイプは普通のファスナーより厚いです。

リバーシブルファスナーとビスロンファスナーの厚さ比較

リバーシブルの方は一番厚い部分が12mm、ビスロンの一番厚いところは8.5mmです。

スライダーの上側にレールがある分、結構なボリュームに感じます。7mmほど上に出っ張っているので、縫い付け位置は普段のファスナー付け位置より気持ち下げました。

上からも撮ってみました。コイルファスナーは5C。務歯の幅が6mm弱、ビスロンファスナーは4VS。務歯の幅が5mmです。

リバーシブルファスナーとビスロンファスナー

リバーシブルファスナーの方は、厚くて大きい分、少しですが重いです。

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リバーシブルに使う

引き手を裏に回したり、表に戻すのは簡単です。指で引っかけるだけで動かせます。引き手が回るスペースは必要なので、きっちり上まで閉まっている状態では無理そうです。

ただ、ロックがあまり効かないようで、スライダーの上から押すだけで下がるので、上に隙間を作るのは簡単です。ファスナーが自然に下がったら困るお洋服には向いていないような気がします。

リバーシブルファスナーの引き手を裏側にしたところ

上の写真は、左側が引き手を裏側というか内側に回したところ。服の中からのファスナーの開け閉めは簡単です。

服の中側からオープンファスナーをはめるのは、慣れるまでは少し手間取りました。けれども、裏向きにファスナーを付けると左手で差す事になるので、それよりは右手でできる分、差し込みしやすかったです。

リバーシブルファスナーの買い方

楽天では、ビスロンファスナータイプしか見つけられなかったです。スライダーだけ買うという事も考えましたが色が合わない。オープンファスナーで、長さ調整もしてもらいたかったのでボビンさんで購入しました。

5C オープンファスナー(41~60cm)
YKKの5Cオープンファスナー41~60cmです。 ご希望の長さに調節致します。 スライダーも選べます。 メンズのジャンパーやブルゾン、スポーツ衣料・子供服・介...

リンクは、5Cのオープンファスナーで、長さが41センチ~60センチの注文ページです。他の太さ・長さもあります。お好きなスライダーにカスタマイズでき、スライダーの選択肢の中にリバーシブルがあります。

スライダー見本画像は色がばらばらですが、色はきちんと合ったものが届きます。

オープンファスナーは、通常は右差しなんですが、左差しにしてもらう事も可能。色々カスタムの自由度が高いので、ファスナーで困ったらボビンさんへどうぞ。

ビスロンで良ければ、楽天のアベイル・コマドリさん。ファスナーの長さ調整もしてもらえます。

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