マーガレットボレロの編み方図解とサイズ調整の方法・編み図なしで編めます

編み図なしで気軽に編めて楽しいマーガレット(カーディガンのようなものです)の編み方と仕上がりの大体の目安サイズをまとめてみました。おうちの中で羽織る事が多そうなので五分袖とか七分袖位が便利かと思いますが、フルサイズにしてもエレガンスかも。袖口もフリルにしても素敵かも。色々アレンジできて楽しいです。

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マーガレットボレロの編み方

棒針編みしている期間が長かったので、説明の用語が棒針な感じですが、かぎ針でもレース編みでも、なんとでもなると思うので、どなたかのお役に立てばいいなあと思います。
前記事「マーガレットボレロのススメ」にも作例があるので、参考になさってください。

マーガレット各種

上の写真、左はオリムパスのメイクメイク(サンデー色番109(おそらく廃盤))9玉、右上はカラーネップがつぶつぶ入ったどこかの並太、右下のは太いところとほっそいところがある何か変わった糸で編んだものです。詳細不明ですみません。

マーガレットボレロの出来上がりの形とサイズの目安

マーガレットの出来上がりサイズイメージ

羽織って着るものなので、予定も仕上がりも厳密でなくて大丈夫ですし、こんな感じのサイズで作ってる人もいるのね、的な参考になればいいかな的な寸法図です。
図中の●と■の所は、つながります。出来上がり写真と見比べてください。
袖の長さ(というか裄、袖+肩幅+袖です)は、お手持ちのセーターやトレーナーのサイズを参考になさってもよいかも。袖が良い感じになれば、身頃というか、背中部分の着丈は成り行きでいい感じになります。後ろ裾とある部分、衿とつながっているので、そこを長くとか短くでも変わってきます。

マーガレットボレロの編み方・手順

まず身頃(袖と背中が合体して身頃。上図参照)を編んで、袖の部分を筒にします。その後、衿・後ろ裾を編み出します。
身頃は、最初から最後まで平らに編んでも良いですし、袖の部分は輪で編み、身頃部分を平らに編んでもいいし、バラバラの部品を作って接ぎ合わせる式でも。やりやすい方法とか好きな方法でいいと思います。

マーガレットの作り方手順・編む方向ととじる部分

編み進む時、とじる所には糸印とかステッチマーカー(段数マーカー)どか、何か目印になるものを挟んでおくと、後でとじる時にわかりやすいです。

目数は編みたいサイズとゲージから目数を算出します。長さはあらかじめ算出しても良いし、編んでていい感じになったらそこまでにする、とかでも問題ないです。
概要を説明した前記事も参考になるかもしれないので、良かったらご覧ください。

目数・段数の計算方法、ゲージの取り方

試し編み(スワッチ)か、毛糸のラベルに記載のゲージを使って計算します。比率です。
ゲージの目数×(編みたい幅/10)=編みたい幅に必要な目数
ゲージの段数×(編みたい長さ/10)=編みたい長さに必要な段数

たとえば、試し編みや糸に記載してあるゲージが20目×25段(10センチ四方)の場合、20センチ幅で30センチの長さに編みたい場合は、
20目×(20/10)=40目 
25段×(30/10)=75段 となります。

逆に、ゲージと目数からでも、仕上がりサイズを算出できるので、編み図と指定の糸が合わなくても、編み図がなくて平面図しかなくても、目数しか分からない時でも、好きな糸で好きなサイズで編む事ができます。
特定のゲージに合わせたい時に手加減で(ゆるくとかきつくとか)で合わようとすると狂いやすいので、編み針を太くするとか細くするとかで調節した方が良いように思います。

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マーガレットボレロの衿部分の編み方

衿・前たてに相当する部分はあってもなくても大丈夫な好みパーツです。ストールをボタンなどで留める簡易的なマーガレットボレロのようなデザインの時は衿はないですし、ゆったり羽織りたい時用もやっぱり衿がなくて良いように思いますが、衿をつけたい時もあるので、そんな時用に衿の付け方の手順と説明です。

袖を接ぎ合わせたら図のように大きい穴が出来るので、そこから拾い目をして、衿&前立て&裾になるゴム編み部分を編み出していきます。ゴム編みなので目数は多くても少なくてもあまり問題ないですが、平置きして同じ寸法になる感じの目数になる感じの目数にします。試し編みして計算するか、お手持ちのセーターの編み図の裾と身頃の目数の違いが参考になるかと思います。

段から何目取るとか気にせず、ざくざく拾い目してから目数を数え、ゴム編みの目数に合わせて減目するとか増目する方式で問題ないです。

マーガレットの衿の編み方

どっち側を上にするか決めて、後ろ首中央あたりで編み進む引き返し編みで数段編み、いい感じになったらくるくる輪にしていい感じになるまで編み、ゆるーく止めるかゴム編み止めして完成です。
カジュアルにも、ドレッシーにも、なんとでもできる素敵アイテムです。

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