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パターン塾の原型で作ったワークスカート

誌上・パターン塾(vol.2(スカート編))のスカート原型から、モッズコートの残り生地で長めのワークスカートを作った記録。ポケット沢山です。

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誌上・パターン塾のスカート編

自分の体型に合ったスカート原型を作り、それを良い感じに変形アレンジさせて、様々なスカートが作れる便利な本です。一番最初に、シンプルなカーゴスカート的なワークスカートを作りました。

パターン塾で作ったワークスカート

スカート原型は、上着用の原型を作る時よりも簡単で、手早く作れて良いです。そして、同シリーズの他の本と一緒で、生地による違い、長さなどによる違い、各種アレンジ例など、眺めているだけでも楽しいです。

各種補正の仕方、縫う手順や裏地の付け方、ファスナーの付け方なども載っていて、これ一冊でスカート作れると思いますが、説明写真のついている型紙本が一冊あるとか、部分縫いの教科書がお手元にあれば、型紙を作った後の縫製がしやすいと思います。

ワークスカートの材料

スカートの出来上がりサイズは、総丈76cm。着丈80cmを想定したスカートをローウェストにしました。原型サイズは11号サイズくらいです。

生地は、有輪商店のYUWA LIVE LIFE COLLECTIONの無地キャンバス。綿45%麻55%のしっかりしたもので、生地幅が1.4mあります。ポケットを沢山つけても1.3mで足りました。

そのほか副資材は、短めのファスナー、ボタン沢山、接着芯。糸はシャッペの60番です。

この生地で他に作ったものは、モッズコート。廃番色の鉄黒。最初は緑っぽい黒というより濃い紺色だったんですが、洗濯を重ねて良い色になってきている気がします。写真に撮るのは難しい色です。

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台形スカートからの変更点

パターン塾の元ネタは、台形スカートのE。脇線で裾幅を4cm広げるものです。

パターン塾の台形スカート

スカート丈を伸ばすにあたって、目安の数字はそのまま、脇線の角度も膝丈の時と同じにしました。膝あたりで4cmのものが、裾では左右それぞれ10cmくらいに広がったので、前後のつながりが良くなるように、裾の外側1/3あたりから裾線をゆるいカーブに変更。

ウェストから2cmほど下げたローウェストのデザインにしたので、前ダーツは浅かったので無視しました。後ろダーツはヨークにしてたたみました。

裾周りはたっぷりだったので、運動性能的にはいらないと思うんですが、かっこよさ追求で後ろ中央に30センチくらいのベンツをつけました。

両サイドのポケットはパッチポケット、太ももあたりの両脇に、フラップ付きのポケット。フラップは適当ですが、カーゴポケットは、夫用カーゴパンツの時の型紙を流用しましたが、ポケットのマチを折る向きを逆にして厚さを出しました。これで、太ももあたりの輪郭がふんわりしてても大丈夫。

パターン塾で作ったスカートの後ろ側

ベルト通しは、各種目くらましになるように太めでがっしりした感じにしました。

出来上がっての感想

膝丈くらいの台形スカートは壊滅的に似合いませんが、ロング丈はかなりいい感じで、使いやすいスカートになりました。自分サイズに補正した原型を使ったので、スカートがくるくる回る事もなくて快適です。

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