シロクマ持ち手付きミニショルダーと型紙

お散歩用に、大きな外ポケットがついたミニショルダーを作ったので、その記録です。型紙も作ったので公開します。

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ショルダーバッグの仕様

ショルダーとしてでなく、手持ちもできるように持ち手をつけたミニショルダーです。外側両サイドは、スタンプ帳やタオルハンカチなどを簡単に出し入れできる大きいポケットしました。持ち手がナナメなのがかわいいと自画自賛。

本体側ではなく、外ポケットに持ち手とショルダーストラップ用のカンをつけたので、ポケットにノートやスマホを入れても、ポケットがだらーんとしにくいです。

持ち手付きのミニショルダーバッグ

出来上がりサイズは、幅30×高さ20×マチ5cmです。A4ノートは入らないですが、A5のスタンプ帳や御朱印帳は入ります。

内側は、同寸の裏地をつけていますが、口布をぐるっとくっつける時に一緒に処理してしまいます。ポケットも一応つけてみましたが、位置が悪かったのか、サイズが悪かったのか、このポケットはほとんど使っていません。そういえば、普段から内ポケットはあまり使っていない。

ショルダーバッグの口布あたり

ストラップは、折った帆布に綾テープを叩いたものです。長さ調整できるように移動カンを使っています。

ショルダーストラップの簡単な作り方はこちらで紹介しています。良かったらご覧下さい。

今回は、余っているナスカンに合わせた幅で紐を手作りしましたが、市販のテープを使った方が楽だし、手作り感が薄まるので、アクリルテープなどを使って作る事をオススメします。

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ショルダーバッグの材料と作り方

材料

外側:ある程度根性のある生地(作例は11号帆布・コットンこばやしの綿キャンバス)。薄い生地の場合は接着芯を貼ると良いです

裏地:ナイロン、ブロードなど薄手の生地

下の写真は裏側というか、反対側です。クマがポケットからのぞくように生地を切替ました。

持ち手付きショルダーバッグの裏側

副資材

30cmファスナー・Dカン・カシメ・綾テープ。

好きに使って飾り付けたり、使い勝手の向上を目指します。副資材は色やサイズが色々あります。楽しく選んでオリジナリティを強化しましょう。

作り方

まず持ち手を作り、作った持ち手を外ポケットの表裏で挟んで外ポケットを作ります。口布にもファスナーをつけて、マチ・両脇を縫っておきます。裏地で内袋の両脇・マチを縫います。

本体に外ポケットを重ねて粗ミシンでくっつけます。これで本体と外ポケットを一つの部品扱いできるので、あとは、普通のトートバッグを作るように、本体・外ポケット合体パーツを中表にして両脇・マチを縫います。外袋ができるので、先に作っておいた内袋、口布と合体させてほとんど完成です。

外袋内袋口布の合体は、好みで構わないです。重ね方が分からなくなったら、一度出来上がりの外から見える感じに重ねて、隠れる縫いしろ部分を折り込んでみると良いです。縫いしろ部分を押さえて裏返すと、縫う所がわかりやすいです。

本体袋パーツが出来上がったら、あとは外ポケットの持ち手の横に、カンを付けて出来上がり。よくある普通のファスナートートです。口布を付けない場合は、本体と裏地を中表で重ねてぐるっと縫えばいいし、しっぽがぶらぶらしているタイプの口布でもいけます。作りやすい・使いやすい感じにアレンジできます。

切替位置は、ポケットから1cmくらい下です。写真ではファスナーポケットつけてますが、これは使い勝手が悪かったので、型紙には入れてないです。

ショルダーバッグの外ポケット内の隠しポケット

口布が全周タイプでなく、ファスナーのしっぽがぶらぶらしているショルダーの作り方はこちらです。

無料A3サイズ型紙

カレンダーの裏とかに製図してもいいんですが、印刷して使える用にデータを作りました。A3用紙に印刷してお使いください。

型紙の使い方と制作上のこと

バッグなので、万一にも底が抜けないよう、底になる部分を輪にしていますが、本体と外ポケットのどちらか一方、もしくは両方とも輪でなく縫い合わせでもいけます。作例は、外ポケットは底で縫い合わせています。

底に縫い目がくる場合は、ステッチ入れるとか、縫いしろを片側に折るとか、何かしら強度が増すようにすると安心だと思います。内ポケットは型紙に入っていません。よく持ち歩くものに合わせて、各種ポケットや仕切りなどを追加してください。

作例は、本体の上側からシロクマが覗くような切替を入れていますが、型紙にはありません。デザイン要素なのでいい感じにアレンジして楽しんでください。

ご自由に使って頂ければ嬉しいですが、再配布はしないでください。ご利用にあたっての注意事項も一読いただければ幸いです。

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