ギタースタンドGS-1000のブラジャー

ULTIMATEアルティメート・ギタースタンドGS-1000用のギタースタンドブラジャーを作りました。ギタースタンドのゴムの部分をカバーするアイテムです。記事の下の方に無料の型紙もあります。

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ギタースタンド用のブラジャー

ブラジャーは、スタンドなどのゴムの部分とギターのラッカー塗装部分が接触するとよろしくない事が起こるらしいので、ゴムの部分とギターのネックが直接触れない用にするためのアイテムです。ギタースタンド用カバーとか、単にブラとかふわふわとか言われているようです。

ギタースタンドブラジャー

今回作ったものは、GS-1000というスタンド用ですが、現在は販売終了しているようです。後継機種っぽい名前のモデルは、ギターを引っかける部分の形が少し違うので、この型紙では厳しいかもしれないです。

ブラジャーの材料

ギターに触れる側は、優しそうなもふもふ素材を使いました。色移りや何かの良くない事があるかもしれないので、ギターはスタンドに掛けっぱなしにはしないようにしましょう。

今回の作例のもふもふ素材は、プードルファー。ブラを作るのには、ほんの少しで足りるので、カットクロスや最小購入単位で買っても、残り布でマフラーとかネックウォーマーが作れます。

内側(ラバー部分に触れる部分)は綿100%の生成りシーチング生地。薄手で色々影響がなさそうです。あらかじめ水通ししておいた方が、色々布から出てこなくて安心な気がします。

ハンガー用と違って2分割で作るので、固定用にゴム紐(髪ゴムでOK)とボタンなどを用意します。

Gibson SG Standard 2016 Heritage Cherryとブラジャー

ボタン留めの様子がわかる写真です。夫のギターを乗せました。ギターがかっこいいから、もふもふもよりかわいく見えるような気がします。

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ブラジャーの構造と作り方

仕上がりの形が筒状でも、簡単に裏をつける方法で作るので、あっという間に作れます。手縫いでもミシン縫いでもどちらでも大丈夫。小さいので手縫いの方が楽なような気がします。プードルファー生地はもふもふしてて縫いにくいですが、もふもふしているおかげで色々な粗さは目立たないです。

作り方(裏地を一緒に縫う方法)

スタンドのVの内側にあたる部分がズボンのまたぐりのようになっています。そこを返し口にして、表裏を一緒に縫って作ります。

① 表生地と裏生地を中表に合わせ、上下を縫います。出来上がり幅分(しるし部分)だけ縫って、縫い代部分は縫いません。

② またぐりじゃない側を縦に縫い合わせると筒になります。縫い合わせる位置を確認して、表生地同士・裏生地同士が中表になるように整えると4枚重なりますので、その状態で4枚一緒に縫います。

③ またぐり部分からひっくり返して、返し口をいい感じにまつってとじます。

④ ほぼ同じ形のものを2つ作りますが、下の写真でボタンがついている側の部品は、またぐり部分に当て布的なパーツをつけます。表生地同士を中表にして縫い、折り返しながら返し口だった部分をとじると完成。

出来上がりのかたち

ギターに触れる内側には縫い目がない方がキズとかにならないような気がするので、極力外側に縫い目が来るように考えた構造です。一体成型したい場合はニット生地を使えばいけるかもです。

ギタースタンドブラジャーの部品

2つの部品を、ギタースタンドのV字の足のそれぞれにかぶせるだけの簡単設計。とりあえず、ゴムをぐるっと回して留めます。もっと楽で見栄えのする方法もあると思いますが、思いつきませんでした。

ぶらさげるホルダー用のブラジャーも作ったので、参考になれば幸いです。

切って使えるA4サイズPDFの型紙

型紙のダウンロードはここからどうぞ。

A4サイズで拡大縮小なしでプリントしてください。

切ったり縫ったりで誤差は出るので、調整が必要かもしれません。ご使用にあたって問題や損害があっても、自己責任でお願いします。よろしくお願いします。

ご自由に使って頂ければ嬉しいですが、再配布はしないでください。ご利用にあたっての注意事項も一読いただければ幸いです。

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