夫用のシャツを作りました。メンズシャツの本は、シュッとしたラインのかっこいいシャツが作れます。
使った生地と副資材
- オックスフォード
- 接着芯
- 10mmのボタン
- 9mmのボタン
- タグ
シャツ用のオックス生地を探すのは難しい気がします。小物用のオックス生地は沢山ありますが、シャツ用として売られているものは薄い色が多いです。夫は濃い色が似合うので、黒とか濃紺とかが良く、カジュアル感の強いものも似合わないので、いつも同じような生地ばかりで少しつまらない。
今回、気になっていた生地を使ってみました。ウェア用の柔らかめのオックスとありました。再入荷とか書いてあったので人気があるんだと思います。
よくあるオックスフォードシャツよりは薄手で柔らかいです。アイロンで折り目を付けやすいくて、縫いやすかったです。今回作ったシャツのサイズはLサイズ。112センチ幅でほぼ2m使いました。本に記載の用尺は2.4mなので、不安な場合は2.5m用意する方が安全です。
水通しはせず、いきなり切って縫って、出来てから洗いました。縮まなかったので良かったです。上の写真は洗う前なので、チャコペンのしるしが残っています。
生地は黒ですが、真っ黒ではないので、縫い糸は200番を使いました。ツヤ感のある真っ黒黒(402番)より、色々馴染みやすいと思うので愛用しています。700m巻が良いです。
タグはエムワイママの福袋に入っていたもの。黒いシャツは、どっちが表か裏か分かりにくいので、とりあえずぱぱっと表裏が分かるように、何かタグをつける事にしています。
型紙と作り方の間違い箇所
型紙と作り方説明写真に間違いが何カ所かあります。どの本や雑誌にも間違いはあるので、制作に入る前に先人のレビューや出版社の間違いコーナーの確認大事です。裁断すると取り返しが付かない事があるので、事前に型紙や作り方全体の確認すると良いです。
メンズシャツの本は、作り方写真の「袖の縫いしろをあらかじめ折る写真」と「脇の縫いしろをあらかじめ折る写真」の表裏表記が逆になっています。型紙は、後ろ身頃のタック位置が少しずれています。型紙のしるしに惑わされず、作り方説明の寸法で縫います。私は惑わされたので編集部にお問い合わせしてしまいました。
同じ書籍のスタンドカラーのワークシャツ(モデルO)は、型紙の前立て分が足りていないので、作る時は事前に文化出版局の訂正ページからPDFをダウンロードしてください。
出来上がり
ボタンダウンシャツはボタンホール開けとボタン付けが、普通のシャツより多いのと、背中のループが正確に縫えたためしがないので、積極的に縫いたいとは思わないのだけど、出来上がると格好いいので好きです。
ボタンホール開けが下手くそで、しるし通りの位置・向きに縫えず、前立てのボタンホールも一直線には開いていないです。衿の後ろ側のボタンホールは、横向きが正しいのだけど、正確に真ん中に開けられる自信がないので、縦に開けてしまいました。ネクタイしないので問題ないんじゃないかと思いたい。
メンズシャツの本のボタンダウンシャツの衿、後ろ中心が少しカーブしていて良いです。ボタンホールの色は、夫がシルバーがいいと言ったので明るめのグレーにしました。黒に銀がかっこいい。
サイズは、細めでシュッとしていると思います。肩幅狭め&鳩胸の夫は肩幅ちょうどで胸回りがきつかったです。腕が短い割に袖丈もちょうどだったので、袖丈が短めかもしれません。お作りになる際は、記載のボディサイズや仕上がりサイズを確認してください。
この本の説明は分かりやすいと思いますが、これ一冊だけだと厳しいかもしれないので、他の本や解説書もご覧になると良いと思います。
あると便利な道具類
剣ボロやガゼットなど、パーツの縫い方は、本や解説サイトなどによって微妙に少しずつ違うので、好きなやり方で良いと思います。縫い方や手法に正解は特になく、最終形態がそれっぽくなっていて、自分が納得できる感じに仕上がれば良いと思います。
メンズものは、糊で仮止めする指示が結構あります。ポケットや剣ボロなど、動くと面倒な部分でまち針やしつけ糸で留めても、ミシンで縫う時に縫いずれしやすい部分なので、手芸用仮止めの糊を用意しておくと良いです。メンズ服だけでなく、小物や婦人服でも便利に使います。
また、ステッチ位置の指定が細かいので、濃い色生地用のチャコペンでしっかりしるしつけしました。洗濯すると取れるのでぐりぐり書き込んでも大丈夫です。アイロンでも消えます。
アイロンのチャコペンの使い勝手というかレビューっぽい記事はこちらです。良かったらご覧ください。
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