バッグに底鋲をつける方法

底鋲は手作りバッグにつけるだけで本格派に一歩近づいた感が出る、お手軽カスタマイズ。

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底鋲

バッグの底に付いている、足のような金具を底鋲といい、バッグの汚れ防止が本来の目的です。デザイン要素にもなるので、好きな形の底鋲を付けると作品の出来が少しアップするような気がします。

バッグ用の底鋲には色々なカタチ(丸いのとか四角いのとか)と色々な付け方(ネジ式とか打ち込む式とか)ありますが、今回使ったのは割ピンで固定する「桶型」のもの。直径15mmです。カシメとかと違って専用工具いらずで取り付けられるので、取り扱いが簡単そうです。

たっぷり40個入りのお得なお品をチョイス。カシメの底鋲など、布の厚さなどを考慮しないといけないものに比べて、割ピンはフレシキブルに対応できるので難易度がかなり下がると思います。頑丈さには欠けます。

底鋲のパック

今回使ったのはアンティークゴールドですが、黒ニッケルとかシルバーもかっこいいです。

底鋲の付け方

割ピン式の底鋲は底鋲本体とワッシャーがセットになっています。

底鋲の足とワッシャー

底鋲のピンはぴったり閉じています。布に差し込みんでから開いて固定しますが、開けにくい時はカッターの刃をピンの先に少し差し込むようにするとパカッと開きます。

ピンを差し込むための切り込みを布に開けなければいけないので、底鋲の取り付け位置には接着芯を貼っておくと安心です。また、切り込みは必要量以上に大きく開けないように注意します。

よく切れるカッターとか彫刻刀ですぱっと開けると、繊維がぼろぼろにならないので仕上がりがキレイな気がします。

バッグの底の生地の表側から底鋲を差し込み、生地の裏側からワッシャーをはめ、底鋲・生地・ワッシャーの順にしたら、ピンを割り開いくと固定されます。

底板も一緒の場合の固定例

ピンを開いただけだと、滑ってするっと抜け落ちる可能性があるので、抜けにくいような手立てを何か取った方が安心です。

下の写真は、バッグの内側にバッグ用底板(1.5mm厚)を使っていて、バッグの洗濯を諦めた作例(持ち帰り保温保冷バッグ)での割ピンの固定例です。

底板と底鋲

底板はバッグ本体に両面テープで固定しています。底鋲の足を差し込んでピンを割った後、つるんと滑って抜け落ちないようにマステを上から貼っています。

ピンを割る時は、できるだけ根元に近い所で折るようにがんばります。鋲の着く位置によりますが、ゴムハンマーとかニッパーとか、適宜道具を使ってしっかり固定します。

ピンが抜けにくい用にピンを二つ折りにして厚さを出して折る、というやり方もあるようですし、マステではなく手芸用の固定できるシール的な何かで押さえてもいいと思います。

正しい方法ではない可能性があります。とりあえず自分用で見た目がそれっぽくて、落っこちてきていないのでこれで済ませていますが、強度とか信頼性が必要な場合は、きちんと調べてください。すみません。

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