ペットボトルのフタと手頃な端切れでピンクッションを作りました。簡単にすぐ出来て楽しいです。
ピンクッションの材料

端切れやカットクロスなど、余っている手頃なかわいい生地で作れます。目が詰まっていて厚すぎないものが扱いやすくて良いように思います。
- ペットボトルのフタ(かわいい色のフタの方が楽しい)
- 直径8センチ前後の円形にカットした手頃な布
- 中綿になるもの(ほんの少しなので綿じゃなくて端切れでも構わない)
- リボンなど
- 木工用ボンド
- ネオジム磁石(なくても構わない)
- 米ぬかとか毛糸とか針の錆びを防止するアイテム。今回はロウソクを削ったもの
布を丸く切る時は、小皿などを直接布に乗せて、生地に直接サインペンなどで書いてもいいし、カレンダーなどで型紙を作ってもいいし。縫い代と縫った所は隠れてしまうので、細かい事は気にしないで作れます。生地の厚さと綿の量で大きさも変わるので、最初は適当で良いです。
簡単に作れる作り方
針刺し本体を縫う
- 丸く切った布を、縫い代1センチ程度でざくざく周囲を縫って軽く縮めます。糸を絞った時に縫い始めが抜けてこないように、最初の玉結びは大きめにしておくと安心。
- 針と糸はつけたまま、布のくぼんだ所に手芸綿とさび止めの何かを詰めます。ぎゅうぎゅうに詰めた方がかわいい仕上がりになるように思います。
- 糸を絞り丸く形を整えたら、ペットボトルのフタに軽く入れてサイズを見ます。良さそうだったら、ざくざく適当に縫い止めて綿が出てこないようしたら針刺し球は完成。
- ボールチェーンを通す用のリボンは、この段階で位置を決めて針刺し球に縫い付けます。
- ペットボトルフタにボンドを入れ、そこに針刺しを入れて接着します。磁石を入れる時はここで入れます(詳細後述)。
布が厚い場合など、フタに対して針刺し球が大きすぎたら、布のサイズを小さくして縫い直すとか、綿を抜くとか、様子を見ながら微調整します。ぎゅうぎゅうになる感じがかわいいと思う。
磁石を入れる
ペットボトルのフタの中に小さい磁石を1個入れてます。フタを挟んでくっつくのか心配でしがが、コロコロ転がっていかない程度のくっつき力を発揮しています。糸切りハサミなどにくっつけて置けば、紛失しづらいんじゃないかと。
針刺し本体を接着する前に、あらかじめ磁石だけキャップに入れてみてくっつくかどうか確認すると安心です。

磁石を仕込む時は、いらなくなったマグネットをばらすとか、そこいらにあるマグネットを活用すれば安上がりです。
キャップと針刺し本体の接着
木工用ボンドはペットボトルのフタと布の接着には向かないと思うので、比較的多めにペットボトルのフタにボンド塗り、フタの立ち上がった壁にも塗ります。底に磁石をぽんと入れ、さらに針刺し本体をぎゅうぎゅう押し込みます。
木工用ボンドがはみ出してきたら、目打ちで押し込みます。目打ちについたボンドは拭けば落ちるので大丈夫です。針刺し本体にシワが出るようだったら、それも目打ちで整えます。
落ち着いたら、針刺し本体が飛び出してこないようにマステで固定して一晩以上放置します。完全に乾くまでさわりません。
使用感と強度とその後
小さいピンクッションを使った事がなかったので試してみたかったペットボトル針刺し。ものすごく小さいので、あっという間に作れて楽しい。
それまでいた針刺しは大きめだったので、針が中に入り込んでしまう事が多くて不便でした。沢山刺せる所が良い位かな。なので、ペットボトル針刺しは、針が迷子にならなくて良いです。
接着の強度については、裁縫箱の中に放り込んで乱雑に扱っても、とりあえず今の所取れてこないです。ボールチェーンで何個か連結しているので、無理に引っ張られたりする事もありますが、取れたりしていないので、通常の使用には耐えられそうな気がします。

和裁用の絹針用、木綿針用、ミシン針用、まち針用とかに分けています。
器用な先人の皆様方は、ペットボトルのフタ本体をかわいらしくデコってたりしてるのだけど、私はぶきっちょなので、かわいいフタが手に入ったら増産したいと思う位には楽しいです。
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