レース模様の手袋

タスマニアンメリノ(アルパカ)で編んだ手袋の紹介です。履き口がなみなみになるレース模様編みをダブルにしたので、ふりふり感がかわいいオリジナル手袋です。着用時はレース部分がコートとかの中に入ってしまって、一番かわいい部分が見えないのも大人っぽくて良いです。

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履き口のレースっぽい部分

棒針で編む、減目と増し目で作る、穴あきっぽいレースっぽい模様は、作り目近辺に配置すると、端がなみなみのかわいい仕上がりになります。この手袋は、手首が寒い対策を兼ねて、なみなみレースをダブル仕立てにして、さらにかわいらしく仕上げました。

婦人用手袋・ダブルレースの履き口

一段目のレースは、手頃な長さが編めたら、適当な輪針に預けて休ませておきます。同じ目数で、もう一回同じものを編み、ほどよき長さまで編めた所で、休ませていたものと2目一緒にして合体させます。

合体させた段に、少し違和感が出ますが、縫い付けるより目立たないと思いますし、何より簡単です。

模様編み集は一冊お手元にあると楽しいです。オリジナルの何かが簡単に編めます。

色々な模様は、編み地の真ん中に配置するのと、端っこに配置するのとで表情が変わるし、糸によっても表情が様々になるので、試し編みが楽しいです。

手袋の材料と道具

タスマニアンメリノのダブルレースの手袋

ダイヤのタスマニアンメリノのアルパカを1.5玉。アルパカは廃番のようです。アルパカ30%(ベビーアルパカ)、ウール70%(タスマニアメリノ)でもっちり編みやすく、ふわふわに編み上がる良い糸でした。

推奨の針の太さは、4号~6号、ゲージ:24-26目、34-36列(10cm)。手袋は、きつめに編む方が暖かく仕上がるので、3号針で編みました。

普通のタスマニアンメリノも手袋に良いです。ふわっとしたモヘアっぽい感じはないんですが、いいツヤがあって、もっちり暖かいものが編み上がります。

手袋編みのススメ

手袋は、輪針か、短い棒針を使って輪に編むので、裏編みが苦手な人でも簡単です。編み目も揃いやすいです。同じものを2つ編まなければいけない面倒くささというか、飽きやすさ以外は、小さくて短時間で編めるので楽しいです。

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せっかく編むので、既製品で不満に思っている事が少しでも解消できると良いと思います。今回は、寒さ対策で履き口を長めにしつつ、ダブル仕立てにして腕先の隙間軽減を目指してみました。手首にゴム編みがあると、どうにも軍手っぽさとか、子供っぽさが出てくるような気がするし、目数の増減を考えるのも面倒くさかったので、簡単な方法を採用。レース部分は2枚とも同じ目数ですが、重ねる事で少し狭くなって隙間が軽減します。

ただ、出来上がってみたら長すぎて、模様編みも何もない部分が寂しかったので、おリボン的なものを編んで追加。見た目のアクセントだけでなく、暖かさも増して良かったです。

おリボン部分は、手頃な目数で適当に細長く編んで、良さそうな長さになったら縫い付けました。布帛と違って縫い目を簡単に隠せるのが良いです。手の甲側の結び目的な部分が接ぎ目隠しになっています。

タスマニアンメリノアルパカの手袋

下記は、少し詳細な編み方説明と編み図の記事です。甲に模様編みが入っていますが、模様部分を普通のメリヤス編みに置き換えれば、シンプルな手袋も編めるので、よければ参考にごらんください。

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