カーテンテープの使い方

カーテンレールに掛けられるタイプのカーテンが簡単に作れる副資材です。カーテンフックとセットで使います。

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カーテンテープ

カーテンを作る時、カーテンフックを付けてぶら下げる部分にある程度の強度・ハリを持たせるために縫い付けるテープです。カーテンフックを差し込めるので、簡単に等間隔にフックを取り付ける事が出来ます。

カーテンテープの種類

カーテンテープにはポリエステルなど樹脂製のものと、布テープタイプのものがあるので、仕上がりの好みなどに合わせて選びます。樹脂製のものは、布テープタイプより張りがあるような気がするので、仕上がったカーテンに根性があるような気がします。

カーテンフックを差し込むポケットの間隔の違いや、テープ幅の違い、ギャザーを寄せられるタイプなど、意外と種類があるので、ご自身の作りたいカーテンに合わせて選びます。

カーテンテープは、カーテンフックとセットで使うので、それぞれのサイズ・仕様を確認します。

カーテンテープの付け方

カーテンにする生地に縫い付けるだけで簡単にカーテンが作れますが、縫い付ける際には、フックの取り付け位置と、表裏・上下に注意します。

カーテンテープを貼る位置には、生地によりますが接着芯を貼っておくと仕上がりがキレイです。

カーテンテープのフック取り付け位置

下の写真は、目隠し用のカーテンです。矢印の向きに30mmのカーテンフックを差し込んでいますが、テープの端に差し込みポケットが来るようにしています。

カーテンフックの取り付け位置

テープには、ポケットの部分と、そうでない部分があります。端っこにフックを取り付けた方が見栄えが良くて使いやすいと思います。テープによってポケット間隔は違いますが、テープ側での位置調整はできないので、出来上がりのカーテン本体のサイズで調整します。

ポケットの間隔がものすごく大きい訳ではなく、吊すと多少のたるみは出るので、カーテン幅を多少広くしても影響はないと思います。カーテンの両脇の縫い代の折り幅は生地によると思いますが、そこで調整しても良いと思います。

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カーテンテープの表裏と上下

テープには、表裏・上下があります。縫い付ける前に確認しておきます。

カーテンテープのポケット

目打ちを差し込んである部分(矢印でさしている部分)がカーテンフックを差し込むポケットです。差込口がなかなか分かりづらいです。

縫い付ける時は、上側はそんなに気にしなくても良いですが、下側を縫う時は、このポケット口にかからない所を縫わないと、カーテンフックが刺さらなくなるので注意します。

縫い付けるまで、カーテンフックを差し込んでおくか、マステに書いて貼っておくと間違い防止になります。

縫い付け

テープの両端は、裏に向けて折るか、カーテン両端の縫い代に隠すかは仕上がりの好みで、どちらでも大丈夫です。縫い付けは、家庭用ミシンの普通の押さえ金で縫えます。

カーテンの上側は三つ折りで仕上げる事が多いと思いますが、テープの縫い付け線が見えるとかっこ悪いので、三つ折りの前にテープを縫い付けます。その際、一度三つ折りにしてみて、縫い付ける位置と向きを確認しておきます。

テープの縫い付けは、ぐるっと縫い付けたくなりますが、縫いずれでシワになったりよれたりするので、上側・下側に分けて、同じ方向に向かって縫う方が仕上がりがキレイです。

上の記事は、カーテンテープの太さが合わなかった時のカーテンの作例です。自己流ですが、カーテンの仕立て方も記載しているので、参考になれば幸いです。

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