あみぐるみ・オリジナルのねこの編み方と無料編み図

ねこの編みぐるみです。ぐるぐる編むだけで形が出来上がるので、基本の作り方をちょっとアレンジするだけでオリジナルのあみぐるみができあがります。色とりどりの色を編み込んで、オリジナルの猫さんにしてあげられる編み図です。(2009年に作りました。)

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あみぐるみの基本的な作り方

あみぐるみは、あちこちの書籍やwebサイトなどで簡単な作り方が紹介されているので、まずは一回簡単そうなものを試してみてください。かぎ針で円を編み、その円に立ち上がりをつけることで球とかウィンナー形状とかの立体に作っていきます。パーツができたら好きな場所にくっつけて完成。同じように作っても同じものにはならないところも魅力ではないかと思います。

編み図通りでなくても大丈夫なので、基本をおさえたあとは「かわいい!」と思う長さの手足胴体で気のおもむくままに編んだりほどいたりできます。試行錯誤も楽しいです。

編みすすみながらの編み色の変え方

編みぐるみの三毛猫

編みながら糸の色をかえる時、元の糸は切らずに遊ばせて(休ませて)おき、次に元の糸で編む所にきたら、その休んでいた糸でまた編みます。ぎゅっと引っ張らずにゆったり糸を渡します。糸のテンションが変わるので編み目の大きさが違う感じになりますが、編み進んでいくと目立たなくなります。ひっぱり過ぎるよりはゆるい方が良いです。

くるくる編みすすんでいくので、休ませていた糸の近くにいずれ到達するので、色を変えたい気分になったら休ませた糸を持ってきて、その糸で編み始めれば、色変え完了。それまで編んでた糸には休んでもらいます。

色替えする時に休ませている糸を編みくるむ方法もありますが、表に色が響く事もあるので、良さそうな方法で色変えしてみてください。休ませる式は裏に色が渡るので、表からはあまり見えませんが、休んでる(渡ってる糸)があとで邪魔になる事もあるので、たまに固定を兼ねて編みくるむとかでもいいかもしれません。邪魔な渡り糸は、縫い止めても構わないです。

色々な色の糸で編む練習にはボーダー柄が簡単です。しましまの胴体の子とかかわいいです。
編み図には三毛猫になる色替えの指定はしてないので、好きな色を気のおもむくままに編み込んでどんどん模様が出てくるのを楽しんで頂けると嬉しいです。

靴下とベスト姿の黒いあみぐるみの猫

上の靴下にゃんこは、鼻の形が編み図とちょっと違ってます。大きめなので、お洋服を着せてあげてもかわいいです。注意点としては、綿だけでなくペレットも詰めるので、中身がこぼれないようにきっちり目に編みます。

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あみぐるみの使用糸と道具と副資材

ぬいぐるみとして仕立てるために、適当なぬいぐるみ用手芸わた、好きな大きさのあみぐるみ用EYE手芸用ペレットなどを用意します。ペレットを入れる事で重みが付き、座りが良くなります。ぬいぐるみアイは、縫い付けるタイプとか貼り付けるタイプとか、色もサイズも色々種類があるので色々なバリエーションのあみぐるみが作れます。

見本の三毛猫に使用した糸は、毛糸 ピエロのラミー100(廃版。合太でゲージが棒針で22目×34段)。全部で90g使いました。かぎ針2号(ラミー100の推奨の太さは2~3号)と毛糸用とじ針も使います。

とじ針は、編み糸と同じ糸が通る針を使います。複数サイズが入ったセットを1つ持っていると便利です。編み物以外でも意外と便利で使い勝手が良いのです。

あみぐるみは、指定の糸よりも太い糸で編むと大きくなりますし、細い糸を使った場合は小さくできあがります。また、編み糸に記載されている推奨のサイズの針でない針を使っても、それがまたいい感じになる事もあるので、大きいパーツを作る前に、小さい部品とか球とかで試し編みしてみると良いと思います。

写真の作例の三毛猫は、ふつうのぬいぐるみアイ、くつした履いた黒猫の方はキャッツアイを使いました。大きさ・色で表情が変わるので、色々試してみてください(そして副資材の在庫が増える)。

あみぐるみの編み方のポイント

編み始めは、一般的な輪の作り目をして、編み図の目数の指示に従って目数を増減しながら、くるくる編みます。コツがつかめたら、丸みや大きさ・長さの違いで色々アレンジできます。
目数を増やす時は、均等に分割して増やしていく方がわかりやすいですが、増やした目が目立ってイヤな場合は均等に増し目をしなくても問題ないです。

あみぐるみの三毛猫の顔のアップと背中

輪で編む時は、一段ごとに立ち上がってもいいし、立ち上がらなくてもどちらでも。立ち上がらない時は、段のはじめの所に糸輪などで目印を付けておけば、段のどの辺りを編んでいるのか見失わずにすみます。

頭、手、しっぽなどの部品が揃ったら、手芸用わたやペレットを詰め、マチ針で仮止めをしながら合体させます。綿の詰め具合でも形が変わりますので、色々試してみてください。(詰めるのは余った毛糸とか古いタオルとかでも全然構わないです。お米とか小豆はやめておいた方が良いと思います。)

ペレットは、編み目からこぼれやすいので、詰めてみてこぼれてくるようだったら、綿でくるむようにする方が良いと思います。

あみぐるみの猫のあみかけの姿

ぬいぐるみ用アイは、裏側に足があるので、綿を詰めた時に綿に引っ張られて変な向きにならないように、気を付けます。胴とくっつけてしまってからでは綿の詰め案配の修正があまりできません。
アイは、綿を入れる前に表から差し込み、裏側からワッシャーで留めますが、綿を詰めてからアイの足に手芸用ボンドをつけて差し込んでも大丈夫らしいです。

目はボタンやモチーフを編んで取り付けても、かわいらしくなります。他にもリボンとか色々かわいらしくしてあげてください。

無料編み図のダウンロードのご案内

本体は、あみすすむ目数の増減で記載しています。2枚目に増減の仕方を説明しています。
また足首の曲がる部分は往復編みですが、小さいので多少いい加減でも全然わからないと思います。
説明も簡単ですがちょっと書きました。

あみぐるみの猫の編み図(約400KB)

ご自由に使って頂ければ嬉しいですが、再配布はしないでください。ご利用にあたっての注意事項も一読いただければ幸いです。

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