ロックミシンのまつり縫い押さえ

ニットソーイングでの裾とか袖口の仕上げ用に、JUKIのロックミシン用ブラインドステッチ押えを導入したので、その記録です。

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まつり縫い押さえ導入の経緯

裾や袖口の始末は、ロックして折ってステッチでもいいんですが、ニットを横向きに縫うのは縫いにくいので、ロックミシンでまつり縫いする事にしました。

ロックミシンでの裾の処理は、まつり縫いでなく屏風だたみ縫いでもいいんですが、まつり縫い(裾引きとも言うらしい)押さえ式の方が縫い上がった後の縫い代の落ち着きが良いような気がします。

JUKIロックミシンのまつり縫い押さえ(ブラインドステッチ押さえ・右針用)

機種ごとに違うようなので、対応機種を事前にご確認ください。私のロックミシンはMO-1000シュルルなので、画像の品はシュルル用です。購入時、ミシン屋さんにお手持ちの機種を伝えると良いです。

ロックミシンのまつり縫い

この押さえ金の使い方は、説明書の通りに生地を折って、押さえをセットして縫うだけなんですが、イメージ湧かなかったのでJUKIの説明動画を参考にしました。短いですが、わかりやすいです。

説明動画の通りに蛇腹に折って縫うと、折った輪の一部をすくう様に縫い上がります。

ブラインドステッチ押さえで縫う

下準備をきちんとするのが勝率アップの鍵と思いますが、下準備は、あらかじめまつる位置で折り、折った所にアイロンかけておくだけです。で、しつけまではしなくても良いような気がします(個人の感想)。縫いながら折るのは難しいと思います。

ロックミシンは、1本針3本糸で、メスも使います。かがり幅とかは適宜いい感じに設定します。試し縫い重要です。

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縫えたら、下の写真のように輪になってる部分を開くとできあがり。やってみるまでは難しそうなんですが、どこがどこの部分になるか分かると、説明を見なくても折る事ができるようになります。

まつり縫い押さえを縫って開く

上の写真は、裏が上になっています。矢印のように、折っていた所を裾に向かって開いて表に返したところが下の写真です。アイロンかけていません。洗濯後も、アイロンかけなくて大丈夫です。

オレンジの矢印で指している部分がまつってる縫い目です。糸の色に注意すれば、縫い目がほとんどわからない感じで、良い感じに裾処理ができて良いです。伸縮性もあって、ニットらしい仕上がりです。

ニットの裾のまつり縫いの出来上がり

3本針なので、強度が多少不安なんですが、ほつれたら縫い直せばいいや的な。

伸縮性がなくても強度が欲しい場合や、ロックミシンがない場合は家庭用ミシン+上送り押さえを使うとニット生地でも伸ばさずキレイに縫えるので、こちらの記事も良かったらご覧下さい。

ロックミシンでのまつり縫いですが、生地を折って厚くなっているので、縫っている途中で、目が飛ぶ事があるかもしれません。試し縫いも、目飛びポイントの前までも快調に縫えてたのに、本番縫いでたまに目が飛ぶ時は、針を太いものに変えると改善する事があります。お試し下さい。

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