簡単に作れる目隠しカーテン

玄関の見苦しい所を隠すために目隠しカーテンを作りました。とっておきでなかなか使えなかったechinoの綿麻シーチングで玄関が明るくポップになってご機嫌です。

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カーテンの材料

カーテン計画

今回の目隠しカーテンは、リング付きの突ぱり便利ポールにぶら下げて設置します。

今回買ったポールは、ポールに通っている大きいリングにカーテンフックなどを通せる小さいリングがついているタイプの突っ張りポール。

カーテンポールがクリップ付きのタイプだったら、カーテンにする生地を四角く縫うだけでOKですが、予算内で見つけられらなかったので、カーテンフックを使うタイプのカーテンを縫いました。
タックとかないフラットタイプなので、簡単です。

つっぱりポールと間仕切りカーテン

シャワーカーテンのような見た目で、人目が多い場所には向かないような気がしますが、我が家にお客様は滅多にお見えにならないので問題ないです。

カーテン本体に必要なもの

生地に縫い付けるだけでカーテンが出来上がるカーテンテープ。便利です。幅が各種あるので用途やデザインに合わせて選びます。今回は在庫の30mm幅のものを使いました。

カーテンフックはご家庭内で意外と余っているのがあったり、シンプルなタイプは100均で売ってたり。カーテンテープの幅と合っていればなんでもいいです。が、今回は8センチのものしかなく、テープ幅と合わないので工夫して無理矢理つけました。

カーテンテープには、一定間隔でフックの差し込み口があるので、カーテンの両脇にフックの差し込み口が来るように、テープに合わせてカーテンの幅を調整する方が仕上がりが良いと思います。カーテンを掛けたい場所を計った幅と多少は違ってくる可能性が高いですが、両脇にフックがある方が美しいような気がします。

生地の必要量は、カーテンの完成サイズから計算します。幅=仕上がり幅+縫い代×2、長さ=仕上がりサイズ+上下の縫い代で、縫い代は好みとか作業しやすそうな幅とかで決めて下さい。仕上がり幅は、カーテンテープの幅+左右それぞれ1~2cmくらいのゆとりが必要です。

上下の縫い代は完全三つ折りの方がしっかりすると思いますが、生地量の都合とかあるので好みで調整。重みが欲しい時は、裾の折り幅を広めにすると少しは効果が期待できそう。

縫い代要らずの生地の場合でも、上側は折る必要があるように思います。両脇が生地のミミの場合も折ってステッチ入れた方がカタチがキープされると思いますが、生地によるかも。

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カーテンの作り方

カーテンテープの縫い付け

カーテンテープはカーテンの出来上がりの幅+ぬいしろの長さでカットします。ポリエステルの場合はほつれないので縫い代は5mm程度あれば十分です。

フックを差し込むポケット部分でテープの上下の向きを確認しておきます。

カーテン生地の上側に接着芯を貼り、カーテンテープを縫い付けます。折り返し位置とテープの上下に注意します。一度出来上がりサイズに折ってみて、実際に当てて位置決めすると間違えないです。

今回使ったカーテンテープはポリエステル素材のテープですが、普通の家庭用ミシンで普通の押さえ金で縫い付けられます。まち針も使えます。

カーテンテープを縫ってから三つ折りするので、テープ固定の縫い目は表からは見えません。安心して、がっちりテープを縫い付けられます。

両端の始末の方法の1例

カーテンテープ付けが終わったら、両端の始末をしてからステッチで三つ折りを押さえます。両端の始末は、下図のように一度裏返して両脇を縫ってから表に返すと、キレイに仕上がります。

縫う枚数が多いと縫いにくいし、仕上がりもゴロゴロするので、そういう時に活躍する始末の方法です。
カーテンの裾の処理も、この方法だとスッキリ簡単です。

両脇をキレイに仕上げる縫い代の処理方法

①左端のように蛇腹に折ります。折り方が分からなくなったら、表から見た最終完成形に一度整えて、縫う所を指で押さえるとか、まち針で固定するとかしてから裏返すと間違いがないです。②★の部分を縫って、中央の図の黒い点線のように切れ込みを入れます。③両脇を二つ折りか三つ折りしてステッチで押さえて完成。図では、白い点線で二つ折りしています。

②で入れた切り込みはステッチの奥に入ってしまうので、ほつれてきたりしません。また、②の段階で不要な縫い代を切り落とすと薄く仕上がります。

カーテンテープとフックの長さが合わない

カーテンテープの使い方

今回、我が家にあった在庫カーテンテープ30mm幅は、左の短いカーテンフック用なのですが、必要数用意できたフックは右側の大きいフック。適切なサイズのテープを買う方が簡単ですが、中途半端に残っていたテープを使い切れるチャンスだったので、無理矢理使います。

カーテンテープがメッシュ状なので、矢印の部分に押し込んで貫通させられますが、それだけだとテープから上側の生地がフックから離れてしまうので、ぶら下げた時にだらーんとなってしまいます。

フックの上側もカーテンの生地と添っていれば良いので、手頃な綾テープを上側に縫い付けました。

あらかじめ、フックを差し込む位置を決めておき、差し込み口をあけて縫い付け。フックが左右にずれないように縦にもステッチをいれました。

フックにテープが合っていればしなくていい手間ですが、何かの役に立つかもしれない。

カーテンテープが短い時の解決方法例

カーテンテープがない場合でも、綾テープ的な何かがあればカーテン作れるな、という気付きを得てしまったけれども、テープはあれば、あった方が良いと思う。差し込み位置を簡単に決められるし、何より差し込み位置の変更が簡単に出来るという利点は結構大きいです。

カーテン完成

カーテンテープ取り付け(カーテンの上側)を乗り越えたら、両脇、裾の始末して完成。

フックに取り付けて吊して出来上がりです。出入りのたびに見て楽しい。
もったいなくて使えなかったアート系の生地で作るアイテムにカーテンという選択肢が増えました。

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