保温保冷できるお持ち帰りバッグ・簡単製図

お弁当テイクアウトとか、夏のアイス秋冬の肉まんの持ち帰り用に、マイサイズのお持ち帰りバッグを作りました。ココイチがいい感じに入る大きさです。持ち手の長さは、手提げでちょうどな長さにしました。

スポンサーリンク

保温保冷バッグの材料

エコバッグよりも少し頑丈なバッグにしたくて、帆布を使いました。メインは保温・保冷シート。使いやすいサイズで保温保冷バッグがあれば、とずっと思っていたので達成感もひとしお。

お持ち帰りバッグのサイズ感見本

保温・保冷シート

内袋にアルミ保温・保冷シートを使いました。ミシンで普通に縫えて良いです。

保温保冷シートは、メッシュシートとアルミシートとふわふわキルト綿みたいのがキルティングされています。裏側(出来上がり時に見えなくなる側)がキルト綿で、下の写真の右側は中表に合わせた状態です。

縫える保温保冷シート

縫い合わせる時は、メッシュ・アルミシート側を中表に合わせてキルト綿側を見ながら縫いますが、ミシンの下の送り歯に絡むとかいう事もなく、針にひっかかる事もなく、普通に楽に縫い合わせられました。クリップで挟むだけで縫いずれもなく、しつけテープを使う必要もなかったです。

縫い合わせで、縫い代部分に切れ込み入れても、そこからどんどん切れ目が広がっていく事もないし、扱い易いと思います。

東京で12月の夕方、ココイチを2個入れて15分位の持ち帰りで熱々をキープできたので、それなりに良さそうです。夏場は保冷剤と一緒にアイスやケーキなどの持ち帰りに使っていますが、1時間以上の持ち歩きは怖くて試していません。

底板

お持ち帰り用にしたいので1.5mm厚バッグ底板を使って底を平らにキープできるようにします。普通のエコバッグは中央に荷物がたまって、バッグの中が大混乱になりがちですが、底板があれば、持ち帰り中の片寄りも減るし、カレーなどの受け取り時にバッグに納める時も、安定性が高くて素早くできて良いです。

持ち帰り保温保冷バッグの内側

底板はそれなりに固いので、ひっくり返す時は少し大変ですが、入れるだけの効果はあるので、是非入れてみてください。今回は、片方のマチのほとんど全部を返し口にしました。ファスナーなどと一緒にぐるっと一周ステッチする時に閉じられるので、まつり縫いなど手縫いで綴じる必要はないですが、キレイにまっすぐ折るのは少し大変です。

底板は、本体サイズより一回り小さめのサイズでカットして、四隅の角は丸く切り落とします。尖った角が布に当たると布が傷むような気がします。

スポンサーリンク

生地と副資材

本体生地は、11号帆布。カットクロスで作れる大きさです。底の切り替え布部分だけ接着芯を貼りました。

マチと切り替え布は撥水加工されたナイロンオックス。少しの汚れなら拭けば落ちます。家庭用ミシンで普通に縫えますが、アイロンは掛けられません。

そのほか、長めのファスナー、dカン、持ち手の2.5cm幅アクリルテープ(アクリルバンド)、プラホックを使いました。

横を折りたたんだ持ち帰りバッグ

ファスナーはしっぽがぶらぶらしている付け方なので、バッグの口ががばーと開いて出し入れ簡単です。マチ部分が密閉はしないんですが、折りたたみでの保温・保冷性能に期待しています。

帆布やナイロン部分との縫い合わせの時はしつけテープで接着すると、ずれずに簡単です。返し口を閉じる時も、ひっくり返して出来上がり線で折ったら、しつけテープで押さえてからステッチかけると綺麗に返し口が分からなくなって良いですが、折る工程は苦手です。正確に折るの難しい。

底鋲

お持ち帰りバッグのを、外でどこかに置いて中に入れたものの整理したい時とかあるかもしれず、そんな時に地面的な所に直置きしたくないので、底鋲を装備しました。

底鋲は、色々なタイプがあるのですが、今回は割ピンタイプで光沢アンティークゴールドというのです。40個入りを買ったので、他にもじゃんじゃん使わないと。

お持ち帰りバッグの底鋲

底なので、気にせず大きくしるし付けしてしまったので、白い線がはみ出してますが気にしてはいけない。正しい付け位置はよくわからないので、見た目重視で5カ所つけてみましたが、使っていて問題なさそうです。

お持ち帰りバッグの製図

ほとんどの部品は長方形なので、カレンダーなどを使って型紙を簡単に作れます。参考になるかもしれないので、今回の作例の簡単な寸法表です。寸法表記に縫い代は含んでいません。

持ち帰りバッグの寸法表

出来上がりサイズは、幅27センチ×奥行き24センチ×高さ28センチです。ココ壱の持ち帰りパックを重ねて2つ入れて口が閉じられます。左右に少し余裕がある感じなので、幅はもう少し狭くてもいいかもしれません。

持ち手の長さは、身長によると思うので手頃なバッグなどで長さを確認すると良いと思います。ショルダーにして持ちたい場合は長めにしますが、肩掛けすると荷物が偏りやすいので、ぶら下げ持ちをオススメします。

このバッグ、平らに畳んでリュックに入れて持ち歩いたりもしています。普段お持ちの鞄のサイズに合わせてサイズ設定するのも良いような気がします。お好きなサイズでお試しください。

コメント