ゴミ箱のビニールを押さえるカバー的なフタ

ゴミ箱に入れたビニール袋の口の折り返し部分を押さえる部分の事です。カバー付きのゴミ箱を使っていましたがぼろくなってきたので、カバーを作り替えた記録です。

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カバー的なフタとゴミ箱

今回作った、カバー的なフタとは、筒型のゴミ箱に入れたゴミ袋の入れ口の折り返し部分を押さえて、中も少し隠して見栄え良くゴミ箱を使うための素敵アイテムです。

我が家のゴミ箱は、ゴミ袋カバーがセットになったPUレザーというか合皮製のゴミ箱です。長年使ってフタがへたってきましたが、本体はまだ使えそうだったので、フタだけ更新することにしました。好きな柄の生地のフタにしてみたいという野望も叶えられて一挙両得のプロジェクトです。

ゴミ箱のビニール袋を押さえるカバー

ゴミ箱本体(茶色の部分)にコンビニ袋なりなんなりのゴミ袋を入れ、ゴミ箱本体の口に被せたら、その上にカバーをセット。はみ出したゴミ袋はカバー側面と本体の間に押し込んで、見た目スッキリなゴミ箱になります。

奥の白っぽいカバーのかかっているのは、既製品状態。このゴミ箱は、我が家に3個あるので、まだまだ使えていない生地を活用できます。

ゴミ箱ビニールカバーの材料

  • 好きな柄の生地(表用・裏用)
  • 接着芯(今回はドーナッツ部分のみ中厚タイプを貼っています)

今回の表生地は、デコレクションズさんのワニ柄オックス生地。訳あり特価でしたが、まったくB品な理由がわからない、かわいい生地です。

裏は、撥水ナイロンオックス生地です。裏がなくてもいいとは思うんですが、ナイロン生地で滑りが良かったからか、糸くずとか細かいゴミが張り付かなくて良いです。

ゴミ箱ビニール袋カバーの作り方

カバーの出来上がりサイズは、直径25センチ×9.5cm。カバーの直径は、ゴミ箱本体の直径+1cm位です。ドーナッツ部分の幅は4センチ。お手持ちのゴミ箱に合わせられるので、アレンジ自由自在な気がします。

ゴミ箱のカバーの横から見たところ

型紙の作り方

見本の既製品を測って、同じサイズで型紙を作りました。ドーナッツ部分のサイズが決まったら、直径から円周を算出して側面の長方形の長辺の長さを決めると正確です。合い印は多めに入れると楽です。

円はコンパスで書くか、イラレなどのソフトを使って書くと正確ですが、ゴミ箱本体をなぞるとかでもいけそうです。部品は円と長方形だけなので、きちんとした型紙でなくて大丈夫です。

縫うと縫い縮みとか生地の厚さの都合とか誤差で予想より小さく出来上がる事もあるので、想定した縫いしろより気持ち狭い縫いしろ幅で縫うと、少し大きく出来上がるので安心だと思います。

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裏地をつけて縫う手順

裏地なしで作る場合は、ドーナッツの内側の縫いしろを処理して、そこに輪にした側面用の長方形を合体させるだけです。裏地をつける場合は、表裏同寸の生地を用意して、順番に縫って合体させていきます。

今回、私が作った方法は以下の手順です。

  1. ドーナッツの中心の穴を表と裏を中表で縫い合わせて表に返してステッチ
  2. 側面用長方形を、表・裏それぞれ輪にする
  3. ドーナッツの外周を表と裏で挟んで縫う(それぞれの生地が中表になるように)
  4. 側面用長方形を表と裏を中表になるように合わせて縫う(返し口を残す)
  5. 表に返して、側面にステッチを入れて完成
ゴミ箱のビニールを押さえる部分のカバーの裏側

側面を中表に合わせる時、ドーナッツ部分が邪魔になるので、くるくる巻きます。似た方法で裏地をつけたアイテムの作例があるので、良ければご覧下さい。

表生地と裏生地の合わせ方が判れば良いので、中表にする前に、一度、表に返して出来上がりのカタチに整えると判りやすくなります。表と裏の縫い合わせる場所を両手に分けて持ち、表向きだった生地を裏が出るように合わせるようにすると、邪魔になる部分が判ります。今回は中央のドーナッツと、これから縫おうとしている部分の反対側側面が邪魔なので、そこをくるむようにして、縫い合わせていきます。

円なので、ある程度縫ったら針を休めて、新しく縫い合わせる場所を合わせ、縫い終わった部分で引き出せる部分は引き出すようにしていくと、気がつくと一周縫えているので、適当な返し口を残して終了です。返し口はステッチすれば閉じてしまうので、手縫いもいりません。意外と簡単です。

裏地を付ける方法は何種類かあるので、参考になれば幸いです。

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