ナイロンを家庭用ミシンで簡単に縫う

撥水ナイロンオックス(ワッシャー加工)でポーチを縫いました。

スポンサーリンク

ポーチの仕様

入れたいものが決まっていたので、入れたいモノ一式のサイズに少しゆとり分を加えてサイズを決めました。ごくごく普通のポーチというかファスナーバッグです。

ナイロン生地で作ったポーチ

堅かったり重かったり尖ったものも入れるので、強度を考えた裏地付き。裏地も同じ生地で作ったので、裏とか表とか考えずに作れて簡単。縫ってひっくり返すだけの簡単仕様です。

生地と糸

生地は、撥水ナイロン・オックス生地。ワッシャー加工してあるのでテカテカしてません。中肉やや厚手。固くなく、安っぽさもなくて良いです。

ナイロンオックス生地を縫うのに使った糸はシャッペスパン♯60。針も普通の厚さの生地用のもの。
ミシンの押さえは普通の押さえ金。さくさく簡単に縫えます。

ナイロン生地をきれいに切る方法

ナイロン生地は、縫う分には難しくないのだけど、しるしつけというか、サイズ通りに切るのが少し大変な気がします。おもりを置いてもずれるし動くので、文鎮の他に重めの本や長い定規を中央に置いて、点ではなく面で押えるようにした上でロータリーカッターで素早くカットが良いようです。

マステで周囲を固定するも良いんですが、真ん中あたりでずれたりよれたりしやすいです。

カッティングボードはサイズ色々です。小物用の小さめと大物用の大きめを用意しておくと便利というか楽です。ボードの上に布を置いて切り始めたら動かさない方がいいので、パーツの全体が収まるサイズ以上のサイズを選びます。

ずれやすい生地を縫う時

まち針やしつけしてても、縫い合わせる時は大体ずれます。普通の生地でも縫いずれするので、ナイロン生地やコーティング生地はさらにずれます。なので、しつけテープを使います。

仮留めに便利なしつけテープ

テープは、縫う距離全部べたーっと貼らなくても大丈夫。長い距離に一度に貼るのは難しいし、もったいないので、切りやすい長さで切って少し間隔を開けて貼ります。貼る時はあまり引っ張らないように、自然な感じで縫い合わせる2枚が添うように貼り付けます。貼り直しもできます。

がっちり固定されてなくても大丈夫です。かるーくくっついているだけでミシンで縫う時に一緒に送られていくのでぬいずれしないです。

ミシンで縫ってしまっても針はベタベタしないです。

ファスナーのアップ

引き手がリングになっていてかわいいファスナーを使いました。ビスロンファスナーです。

ナイロン生地で作ったポーチのファスナー部分

リングの引き手が邪魔くさくて多少縫いづらいですが、かわいいです。

ナイロン生地もファスナーもアイロンがかけられないので、折り目をつける時はコロコロオープナー使うと良いです。爪アイロンだと生地が傷むように思います。

コメント