いつものオールシーズンのメンズ服から、少しの生地でささっと作れて良いアロハシャツです。
オールシーズンのアロハシャツ
アロハシャツは、前立てもなく、台衿もなく、半袖なので剣ボロもなく、部品数が少なくてささっと出来て良いです。ボックス型なので、羽織シャツとしても便利。
例によって黒くてキレイに写真が撮れていませんが、普通に開襟シャツです。開きをレディースにすれば、婦人モノブラウスとしてもいけると思います。Lサイズで作りましたが、11号の私がオーバーサイズで着るのにちょうど良い感じです。
オールシーズンのメンズ服は、シャツ、Tシャツ、パーカー、パンツ、ジャケット、ステテコ、トランクスなど色々載っています。上から下まで、お外着からおうち着まで、メンズアイテムが一通りできます。
サイズは気持ち小さめというか、細めすっきりに出来上がるので、事前に仕上がりサイズとお手持ちのお洋服のサイズを比べて確認すると安心です。
生地と用尺
今回使った生地は、40番手コットンタイプライター。ワッシャー加工してあっていい感じです。
タイプライターは、薄いけれども透けない所が良いと思うのです。でも、ブロードより目が詰まっていて張りがあるからか、少しシャカシャカする感じが好き嫌いあるかもしれない。
148センチ幅×1m使いました。指定の用尺は、112cm幅で1.7~2mなんですが、広幅生地なので1mでいけました。メール便でいける量の生地でシャツが出来てお得な感じがします。
掲載の見本は、アロハアロハして楽しそうです。私が作ったアロハシャツは真っ黒でつまらなかったので、胸ポケットにグログランリボンを挟んでみました。
副資材はボタンと接着芯。ボタンはは在庫の適当な普通のシャツボタンを使いました。おそらくユニクロのもの。接着芯は指定のある部分(衿と前端)に貼りました。
型紙について
型紙には、縫いしろのガイドが書かれていて親切で良いです。XLサイズの外になるので、そのまま流用はできませんが、縫い代を付けるためにいちいち本を確認しなくて良いので、面倒が減るというか、時短になります。
ぬいしろのカドのかたちに悩む時もありますが、こういう風につけるのね、という学びにもなるので、こういう仕様は初心者にも優しいと思う。
amazonのレビューで型紙に間違いがあるとありましたが、何も考えずにさらっと出来たので、私の持っている版では、間違いは修正されている模様。奥付によると、手元のものは2017年の6刷です。
本の型紙や指示に間違いはありがちなので、レビューで先人の知見を確認したり、出版社の間違い情報ページを確認したり、裁断前に念入りに確認したり、あらかじめ全体の流れに目を通しておくとかしておくと安心です。
工程とか手順とかが丁寧に記載されているので、本の通りに縫う、というのはやっぱり楽しい。
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