中華せいろを買ったので、色々蒸してみたい一環でおまんじゅうを作ってみました。黒糖がなかったのできび砂糖まんじゅうです。温泉まんじゅうっぽいおまんじゅうで、正式名称が分からないですが、蒸しまんじゅうジャンルの一つだと思います。
蒸しまんじゅう(10個分)のレシピ
レシピを調べるにあたっては、黒糖まんじゅう・利休まんじゅう・蒸しまんじゅうあたりのワードで検索。出来上がりサイズも想像つかなかったので、あんこ量控え目20グラムのものを参考にしました。
米粉を使う実験も兼ねているので、今後変わると思いますが、今回のレシピです。
- 薄力粉 80グラム
- 米粉(リ・ファリーヌ)45グラム
- きび砂糖 50グラム
- 三温糖 20グラム
- お湯 25グラム
- 重曹 2グラム(水 小さじ2に溶かす)
- あんこ(市販の粒あん) 200グラム
- 手粉(米粉)適量
黒糖まんじゅうの作り方の写真入りの丁寧な解説サイトがあったので、参考にさせて頂きました。
今回、黒糖ではなくきび砂糖なので薄い茶色になって、これはこれで良さそう。それにしても、砂糖の量にどん引きです。あんこも自作だったら罪悪感が結構すごい事になりそう。
中華せいろでおまんじゅうを作る
おまんじゅうの作り方
- あんこを20グラムずつ丸めておきます。
- 砂糖をお湯に溶かして冷めるまで待ちます。
- 重曹を水に溶かし、冷めた砂糖水に入れてよく混ぜます。
- 3にお粉全量を入れてよく混ぜます。
水分が多すぎたらお粉を少しずつ追加しますが、冷やすと固くなるので様子を見ながら足します。 - 棒状になるようにラップに包んで冷蔵庫に入れて冷やします。
- 10等分にして、あんこを包み、湯気のあがった蒸し器で10分程度蒸します。
調べていると、生地の捏ねすぎは駄目とか、生地を寝かす寝かさないとか、色々あるようです。様子を見ながら、についても適切な状態が分からなくて悩ましいです。
今回は、手ではこねられないけれどもヘラならまとまる程度の硬さで、冷えて固まる事に期待してラップに包んで冷蔵庫に入れてみました。冷えたら扱いやすい硬さになったんですが、分割して丸めてみたらちょっと固すぎたような気がします。きなこ棒のような手触りで、つぶすと外側にヒビが入る感じだったので、もう少し柔らかい方が包みやすかったかもと思います。
生地の状態は、砂糖の種類によって変わってくるのかもしれないし、米粉使ったからかもしれない。なんとなくでも膨らむっぽいので、あまり気にしなくても良さそうな気がします。
中華せいろで蒸してみた
購入にあたってはサイズで悩んんだんですが、21cmの中華せいろ(蒸籠)を買いました。竹製です。身とフタはバラバラなので、身を追加で買うのも買いやすそう。
電気鍋に乗せようと思ってせいろの受け台(24cm)も買ったのですが、無水鍋(20cm)にせいろを乗せてみたら多少不安定ですが乗せられてしまいました。軽いものを蒸す時はこれでやってますが、不安定で危ないので推奨しません。
受け台は、鍋の直径よりも小さい穴からしか蒸気が上がらないから、温度が上がりにくいのかとか思っていましたが、直接乗せる時とまったく変わらない感じで蒸気があがっているようで、蒸し時間も蒸し上がり案配も違いがないように思います。道具が増えると洗う手間が増えますが、使った方が安全で安心です。
中華せいろを買って良かったと思う事は、フタから水滴が落ちない事。フタに布巾をかぶせなくても良いので、布巾への引火の危険もないし、手間もかからなくて良いです。熱いうちにすすいで干せば、乾きも早いのでカビたりしないような気がします。
フタとセイロ本体というか身がセットで売っているものもありますが、今回買ったものは別々に売っているものなので、お買い物かごに入れ忘れ注意です。
バラ売りのセイロは、身を2個買うと2段重ねにできて中華料理店っぽくて良いです。複数段重ねると、一度に沢山蒸せるので、収納スペースに余裕があるおうちでしたら、セイロの身が2~3個ある方が便利というか使い勝手が良いような気がします。
とりあえず1個だけ買って余裕を見ようと思っていたのですが、あとあと廃番になったりする事もあるようなので、お試しの後の追加購入は早めが良いと思います。
蒸しまんじゅう完成
蒸し上がると、ひとまわり大きくなりました。出来上がりの大きさは、直径5センチ程。
皮部分に箸を差して目印を付けたんですが、蒸し上がったら目印は消えてどれがどれか分からなくなってしまいました。中身違いを作る時は、食紅で色を付けるとかの方が良さそうです。
蒸し上がったおまんじゅうを取り出す時、不用意に触るとくっついて皮が剥がれてしまいます。手でいく時は手水つけて、トング使う時はトングを水につけてから。熱いので無理せずトングが良いように思います。蒸したてのおまんじゅう、ほかほか、ふかふかでおいしいです。
中華せいろの底は網目が広いので、おまんじゅうの底に結構がっちり跡が付きました。和風な蒸し器なら、平らでキレイに蒸せるんだと思います。
冷凍して保存できました
10個を2~3日で食べきる自信がなかったので、冷凍保存しました。蒸気がこもっても構わないので、温かいうちにラップで包み、ジッパー袋に入れて冷凍庫で急速冷凍です。
温め直しは、蒸し器でふかし直すとおいしく出来ました。ラップを剥がして、凍ったまま蒸し器に入れて12~3分で、できたてと同じになります。電子レンジを使う時は、軽く水にくぐらせてラップで包み直して、解凍モードで2分くらい。ほんのり温かくておいしいですが、少し皮が固くなったような気がしたので、余裕があれば蒸すのをオススメします。
別バージョンのおまんじゅう
マッシュさつまいもとあんこを一緒に包んだら、とてもおいしかったので、次回も作りたいです。あんことさつまいもの量は10グラムずつ。生地量は20グラム強です。
マッシュさつまいもは、さつまいも小1本をふかして、砂糖大さじ1とはちみつ一回しと塩ひとつまみ。バターとか牛乳入れるとコクとかしっとり感とか出ると思いますし、もう少し甘い方が一般的かもしれないです。これだと、さつまいもだけの甘さっぽい感じで、甘すぎないのが好きな人向けです。
今回使った芋は紅あずまなので、もさもさのほくほくで素晴らしいです。ねっとり系よりほくほくが好き。
思ったより簡単で、短時間に作れる自家製おまんじゅう、良いです。市販のあんこを使うので超簡単だし、蒸したての温かくてふかふかな味わいは癖になります。
あんこは小分けにして冷凍しておけるので、パン作ったりお汁粉作ったりする時に便利です。好みによるんですが、我が家のあんパンはあんこ40グラムです。
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