世界の編み物のビッグジャケット

世界の編み物2009-2010年秋冬特大号に掲載のムスチオのジャケットを、TAHKIのモンタナで編んだ記録。糸はアメリカから個人輸入しました。2012年制作。

スポンサーリンク

ビッグジャケット

パターンは、世界の編み物で、かわいいモデルさんが素敵に着こなしていたジャケットです。本体は縄編みたっぷりで、そこにかぎ針で編んだボッブルがついています。掲載作品は3種類の糸を使っていて、格子模様の枠の中が違う糸になっている、とても雰囲気のよいデザインなんですが、全部同じ糸で編みました。

出来上がった着丈は70cm。ジャケットという感じではなく、大きいカーディガンな感じに編み上がり、私には小さいというか短いというか、サイズが合わなかった残念な作品でもありますが、楽しく編めたので、満足。青森の実家に送りつけました。

世界の編み物のビッグジャケットの細部

裾と袖口の横向きの縄編みは、横向きに編みます。そこから目を拾って上に向かって育てていく感じ。前身頃と後ろ身頃は続いているし、太い糸で編むので、思ったよりは早く完成した記憶があります。

後ろ身頃は、パターンより多めにボッブルをつけてます。別編みしてくっつけるタイプで、編み出すボッブルより手間がかかるけれども、後から好きなだけ追加できるのは良いところ。

世界の編み物のボッブル沢山のビッグジャケット

袖口のパターンでよく分からない所があって、問い合わせしましたら、編集部の担当さんが丁寧に色々教えてくださって助かりました。パターンに漏れていたボッブルがあるという事で、袖口の交差模様スタート地点の下の裏編み地帯に、片袖8個ずつボッブル追加です。

世界の編み物のビッグジャケットの袖

パターンの間違いについて

編み物本でも、裁縫本でも、パターンや型紙や作り方に間違いがある事は結構あります。仕方ないです。何人で何回も校正しても、間違いは残ってしまいます。材料に手を付ける前にパターンなどを一度しっかり確認するしかないです。

おかしいと思ったら、編集部などに問い合わせるのもありですが、既知の間違いもあったりするので、問い合わせの前に、出版社のサイトを確認すると良いです。間違いのまとめページがあります。また、レビューなどで間違いを書いて下さっている方もいるので、ネット書店やblogやSNSを確認すると良いです。新刊は仕方ないです。

使用糸と針と副資材

TAHKIの超甘撚りのバルキーなロービング糸「モンタナMontana」で編みました。1玉100gで出来上がりは710g。7玉と少々使いました。同じ糸でマーガレットも編んでいます。

使用針は、15mm針とノートにありました。太すぎのような気がしますが、パターンの指定針は15号で、私の編み上がりよりは小さい仕上がりだし、モンタナはUS9(9mm)なので、意外と15mmで合っているのかもしれません。

太くてさくさく編めたけれども、遊び毛も多く、編んでいる端からフェルト化していったような気がします。母に聞くと、とても暖かいのはいいけど抜け毛が多かった、と。毛玉にはならなかったそうです。

アメリカから個人輸入した毛糸と本

アメリカのオンラインショップで通販した糸です。関税はかからなかった記憶があります。ソックヤーンなどまとめ買いしていて、まだ残っているので、そろそろ使ってしまわなければ、と焦ってはいます。

コメント