ステッチや落とし縫いを楽にキレイに縫いたくて、ジャノメミシン用センター押さえを買ったのでその記録と紹介です。
センター押さえ導入
ミシンで何か縫っていると、結構な頻度でステッチを入れる工程が出てきます。実用性だけでなく、見た目的なデザイン要素にもなっているステッチ。布端から1mmとか2mmとか好みの幅で美しくステッチ入れたい所ですが、見た目合わせでは均等幅に縫うのが難しいので、道具に頼りました。
目で合わせるのではなく、モノで合わせる方が楽で、集中が切れかかっても、最後まで正しい幅で縫える確率があがるような気がします。
ジャノメ純正センター押さえは、布を付き合わせて縫う時に真ん中がきっちりわかる、という優れもので、落としミシンにもステッチにも使えます。純正品なので、レバー操作で交換できて付け替えも楽です。
私のミシンは、ジャノメの家庭用ミシン、IC401(形式:808G型)です。
センター押さえ導入前に使っていたもの
ステッチの時は布端を縫うとは限らず、ステッチガイドや、ミシンの針板の目安線は役に立たないです。我が家のミシンに最初からついていた「まつり縫い押さえ」を最初は使っていました。
下の写真の左側が「まつり縫い押さえ」です。裾などのまつり縫い用ですが、布に当てられるガイドがあるのでステッチに流用できます。まっすぐ縫えて良いのですが、オレンジの矢印で指しているように、針が落ちる所にある金具が邪魔です。
生地の厚さの都合で傾いた時とか、押さえホルダーがゆるんでたとか、微妙に針の落ちる位置がずれて金属の板の部分に針が当たって、針が折れたりする事がありました。危ないです。
また、針を左右に動かせる幅も狭いので、ステッチ幅をもう少し広くしたいという時は使えません。右はセンター押さえで、ジグザグ縫いできるように針の動かせる幅が広いです。振り幅は7mmあるので、設定の自由度がかなり高いです。
センター押さえ導入
まつり縫い押さえと比べみました。手前がセンター押さえで奥がまつり縫い押さえです。
オレンジの矢印で指しているのが中央のガイドです。まつりぬい押さえのガイドより大きいので、ノリノリで縫っても、ガイドからはずれにくいのではないかと思います。
センター押さえを使う
矢印が指してている部分が生地を割ったところ。ここに中央のガイドを合わせて縫います。下の写真ではナイロン生地を縫っています。ガイドがきっちり機能するように、縫い目の段差的な部分はきっちり折って、できるだけまっすぐなっているようにします。
針の位置を中心から左に2mmずらしたので、きっちり2mmのステッチができました。縫いながら先を見る余裕もあって慌てる事なく、驚異的にまっすぐ縫えて素晴らしいです。
写真では、真ん中にステッチしていますが、端っこにステッチももちろんできますし、ガイドの右側に針を落としてのステッチもできます。真ん中に針を落とせば落としミシンです。
センター押さえが苦手なステッチ
ガイドがしっかりしているので、曲線部分のステッチは苦手です。また、通常のプラスチックの押さえのように縫っている場所をピンポイントで目視できないので、縫いながら位置を合わせるのは難しいです。あらかじめ、押さえ金から外れた所に目印をつけておくとかしないと、狙いの位置で止まれずにオーバーランしたりします。
そういう場合は、押さえ金に目印を付けてゆっくり縫うとか、ステッチガイドを使うとかでしょうか。2mm押さえも気になっているので、試せたら記事にしたいと思います。
押さえ金を購入する前に
押さえは、機種によってつくかつかないかとかあるので、カタログや型番などで事前に確認します。お店の方に聞くか、ネット注文などの場合はミシンの型番を一緒に伝えると良いです
下記は、ジャノメの押さえ金や送りジョーズなどのアクセサリー、アタッチメントなどの解説ページです。他にも、簡単に縫える無料レシピや取説類もダウンロードできるので、操作に困った時に便利です。
ジャノメの家庭用ミシン以外のミシンの場合はステッチ押さえとか段付き押さえとか、そういう名前でステッチを美しく仕上げられる押さえがあるので、メーカーHPやカタログ、説明書などをご確認下さい。
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