機種変更したら前のポーチに入らなくなってしまったので、作ってみました。夏場のポケット少ない季節に備えてのとりあえず試作版。型紙も作りました。
使いやすいスマホポーチが欲しい
そこいらへの外出時、上着のポケットに入れて持ち歩いていたスマホですが、暖かい季節になってきて上着がなくなりました。昨年まで使っていたスマホポーチに入れようと思ったら、機種変更で大きくなっていたので、入らなくなっちゃったのです。
この際、自分好みのスマホポーチが作りたくなりまして、そうなると使い心地の検証もしたいし、まずはさっさと試作。在庫布と在庫副資材で作りました。

とりあえず自分用スマホポーチに望む事は、ちょうどサイズで、磁石使っていないこと。
開け閉めのこと
スマホポーチとか、ショルダーポーチは、メイン荷室がファスナー式のものが多いですが、出すたんびにファスナー開け閉めするのは面倒くさい(個人の感想)。ただ、中身がすっ飛んでいったり、簡単に落ちたりしないようある程度口は閉じられる方が良いような気がするのです。
閉じる用として、つけるのも使うのも簡単なのはマグネットだと思うんですが、スマホと一緒にカード類も持ち歩きたいので、磁石はちょっと使いたくない。ベルクロというか面ファスナーも付けやすいし使いやすいけれども、子供っぽい気がしたので、ホックボタンにしてみました。

ホックボタンは、両面使えるホックボタンではなかったので、オス側は本体との合体前に付けました。ただ、口布の幅が狭すぎて、その後がえらい大変だったので、次回は少し口布幅を広くする予定(下の方にある型紙には反映済み)です。
サイズのこと
カバーをつけた自分のスマホにいい感じサイズを狙いたいです。サイズ感は好みでしかないんですが、中でスマホがあまり泳がない感じがいいなあと。
で、ちょうどな気がするサイズで封筒的なずぼんとした袋に入れてみたところ、狭くて手を突っ込めないというか、スマホを上手く掴んで引っ張り出せなかったです。残念。ボタン分深くて取り出しにくい、ファスナーなら、ぴったりサイズで作れるね!という気付きを得たのですが、それでもファスナーは嫌で。
スリット的な開きがあればいいんじゃない?と思ったので、口布つけて、その片側が開いたままになるようにしてみました。そこそこスッと取り出せる気がします。
ポケットのこと
せっかくなので、少しは収納力アップがしたくて、ポケットつけました。
ふつうのポケット
表側というか、片方は簡単に全面幅の普通のポケット。深さ13cmくらいです。
ポケットティッシュがちょうど見えない感じで、タオルハンカチは無理そうです。タッチペンが刺せるというか、迷子にならない用の簡単ホルダーつけてみましたが、あまりモノを入れるとスマホを入れにくくなるので、収納力に期待はできない感じ。
ファスナーポケット
もう反対側は、薄いファスナーポーチを作って、それをパッチポケットとして貼り付ける感じにしました。ファスナー開きの部分には、小銭とかお札とかナナコとかを入れる事を想定しています。500円玉と1000円札とか、お賽銭用の5円玉とか、ほんの少しの何かあったら困る用。

ファスナーは歩いてる時に開いてこないように、開け口が下側に来るようにしてみたけれども、ロック付きのファスナーだったら、普通に上から開ける方が開けやすいかもしれない。
パッチポケット部分は、狭くて深いのであまり使い勝手は良くないですが、レシートとか紙モノをササッと突っ込むのに便利。今回は縦長ポケットにしてみましたが、横長に使うようにして、縦の開口部をファスナーで閉じるとかベルクロで閉じるとかにしても、良いかもしれない。ホック系のボタンだと押し込む事になって、中に入ってるスマホに良くなさそうな気がする。
改善予定のことと型紙
縫製の失敗はDカンを付ける位置。左右の位置が逆だったことに、ひっくり返してから気づきました。表側はせっかくのドットボタンがよく見えないし、裏側は少し隠したいドットボタンのお尻が透けてみえてて格好悪い。

サイズは、ぎりぎりを狙いすぎたようなので、気持ち大きくした方が作りやすくて使いやすいような気がします。前述のようにホックボタンが端すぎて縫いにくいとか、ティッシュとかがポケットに入っていると、スマホを底まで入れにくいとか。
次作は気持ち大きく作りたく、気持ち大きくした型紙を作ったので、よければお使いください。参考になれば幸いです。私のスマホカバーは高さ154×幅80×厚さ16mmです。
切って使えるPDF型紙はここからダウンロードできます
ファイル名をクリックするとPDFが表示されます。ダウンロードボタンを押すと、ご覧になっている端末にPDFをダウンロードいただけます。ダウンロードいただいたファイルは印刷できます。
ご自由に使って頂ければ嬉しいですが、再配布はしないでください。ご利用にあたっての注意事項も一読いただければ幸いです。
材料のこと
出来上がるモノが小さいので、ちょっとした端切れとかカットクロス的なもので作れます。ショルダー紐は両端が取り付けられるタイプのカンがついている紐を使い回しすれば楽ちん。
今回使った生地は3種類。本体はやや薄めのナイロンワッシャー。安心の撥水加工。
ポケットは少ししっかり目のナイロンオックス。ショルダーの切替とか、保冷バッグの底とか、ずいぶん便利に使った生地です。
裏地はポリ裏地(ペンターV)。105番色です。洋服用の裏地ですが、比較的厚手で縫いやすいくて、最近はこればっかり使っている裏地。帯電しにくい加工されているからか、手にまとわり付かない所も好き。
副資材は、幅2cmのDカン×2個、1.2cmバネホックボタン×1個、短めのファスナー(務歯部分10.5cm)。バネホックは打ち具と台が必要です。ファスナーは喰いきりニッパーがあると長さ調整が楽になります。
バネホックは失敗しまくったので、結構な練習が必要な気がします。個人の感想で人によると思うけれども、私にはあまり向いていない。でも、バネホックを沢山使うものを作る予定があるので練習しないとやばい。
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