結構大きめのボックス型ポーチを作りました。A4サイズのクリアファイルと同じくらいの大きさで、カンもつけたので、幼稚園バッグ的なショルダーっぽいです。生地を変えればかなりかわいいと思う。
ボックスポーチの概要
広めのマチのついた、ボックス型のファスナー付ポーチです。外側にファスナー式のポケットとホックで止まるポケット、内側にしきりのファスナーポケットと、大小5個のフラットポケットつけました。

裏がなくて、バイアステープ処理なので簡単に作れます。基本部分の型紙を作ったので、ダウンロードしてポケット追加したり色々改造しての役に立てば幸いです。ただ、大きいので、一般的なカットクロスだと布が足りないです。
出来上がりサイズは幅32×高さ22×マチ12センチ。A4サイズのクリアファイルと同じくらいの大きさで、結構な大容量です。Tシャツ5~6枚が余裕で入ったので、短期間の旅行にも便利そうな気がします。よくある旅行用の四角っぽい整理ボックスみたいな感じです。

お財布などの貴重品の迷子防止になるファスナーポケットのしきりは、手近な生地を使ったので色がいまいちですが、作り方の説明用としては、パーツとしてどこからどこまでなのか分かりやすい気はします。
設計時、開け口ががばーと開く方が良かろうと思ったんですが、その分しきりの高さが低くなってしまって、あまりしきり効果は高くなく、さらに、ポケット自体の幅もかなり広くて使いにくそうなので、使い勝手的にはあまり声を大にしての宣伝はしづらい。

Dカンで、バッグ的にしょって出かける使い方にも対応。とりあえず、カンには余っていた適当なストラップをつけてみました。ショルダー紐がつけられるのは、何かと便利だと思います。
大きいポケットが便利そうと思って、幅全部のフラットポケットをつけたんですが、幅が広すぎてだらっと垂れてくるので、幅広ポケットをつける場合はボタンとかベルクロでポケット口を固定した方が良さそうです。
ポーチの材料
簡単に作りたかったので、接着芯なしでいける、しっかり目のナイロン生地を使いました。帆布とかオックスでも良さそうですが、ナイロン生地は、切れ端からほつれてこないので楽です。ビニコでも良いけど、少し生地代が高くなるので、個人的にはナイロンが良い。
生地
ポケットなしで一番シンプルなカタチで作る場合、必要な量は100センチ幅の生地で約80センチ。ポケット付けたり、パーツごとに色分けしたりする場合は、作る前に型紙を用意して、やりくりとか配色を検討した方が安全です。
今回の外側の紺色部分はしっかり目で少しシワ加工されているナイロン生地です。家庭用ミシンで縫えますが、重なってくると大変になるので、厚地用の針を用意しておいた方が良いと思います。
マチとか内側のポケットは、ちょっと薄めだけど、透けるほどではなくてシャカシャカもしないナイロンオックス。しきりポケットも同じ生地の色違いです。50cmずつ買っていたので、在庫生地では足りず、ローセンスな配色になってしまった。作るものを決めてから買う方が良いと思うけれども、なかなか難しい。
副資材
型紙通り作る場合、使うファスナーは50cmのもの1本と30cmのもの1本。ファスナーポケットを追加する場合は、必要な本数追加します。
長い場合はカットし、短い場合は、端っこに生地を足します。今回、外側の2本はビスロンファスナーで、仕切りは雑貨用にまとめ売りしてたメタルファスナーを使いました。
ぬいしろの始末はバイアステープ。手頃な両折かふちどりタイプのものを2mほど用意しておけば、ポケット口とかの始末しても足りると思います。
今回使ったのは、両折りで18mmのもの。出来上がり幅は約9mmです。良く使うのは、30m巻きで買っておくと心置きなく使えて良いです。
カン類、タグ等、飾り付けアイテムや、ボタンやベルクロテープ等を適宜。
基本になる型紙
ダウンロードいただけるのは、中にも外にもポケット等がない、ベースになる部分の型紙です。含まれる分は本体・マチ・中の仕切りです。

A3サイズの用紙にプリントできますが、幅いっぱいいっぱいなので、端の方が出ないかもしれません。
プリント範囲外でも、型紙自体は紙のサイズで足りるので、青字で書いてある寸法で線を書き足してください。分割して紙をつなぐより簡単でエコと思ったんです。すみません。
切って使えるPDF型紙はここからダウンロードできます
ファイル名をクリックするとPDFが表示されます。ダウンロードボタンを押すと、ご覧になっている端末にPDFをダウンロードいただけます。ダウンロードいただいたファイルは印刷できます。
ご自由に使って頂ければ嬉しいですが、再配布はしないでください。ご利用にあたっての注意事項も一読いただければ幸いです。
実際に作ったポーチにするための追加の型紙
今回は、本体の側面を適当な位置でカットし、片側をファスナーポケット、反対側を普通のポケットにしています。外側は、大体できた所で、カットする前のシンプル本体型紙に合わせて化粧裁ちすると、大きすぎたとかの事故にならないです。
ファスナーポケットの袋布は、幅は本体の全幅と同じで、ポケットの深さは目分量です。
内側は、本体から横にびょーんと出っ張っているマチ部分を取った分を土台布とし、手頃な大きさのポケットを縫い付けました。ポケットの大きさは、よさそうな感じの目分量です。外側に縫い目が響かないので、好きなように縫い付けられます。

土台布にポケットや仕切りを縫い付けた後は、本体と外表に重ねてぬいしろ部分に粗ミシンで合体させます。くっつけておくと、表生地が1枚の時と同じに扱えるので簡単になります。
ポーチの作り方
全体の流れは下記の6ステップ。
- 各種ポケットをつける場合、先にすべてのポケットを作っておく
- しきりのファスナーポケットを作り、土台もしくは本体の内側にステッチで固定
- (土台がある場合)本体と土台を外表に合わせ、縫いしろに粗ミシン
- ファスナーのマチにファスナーをつける
- しきりのファスナーポケットと本体のマチでファスナーのマチを挟んで縫う
- 本体とマチ、ファスナーマチを縫い合わせる
- 縫いしろをバイアステープでくるんで出来上がり
縫う前に、オモテから見た状態(出来上がりのカタチ)に整えてみると、どことどこを縫い合わせるかわかりやすいです。
しきりのファスナーポケットの作り方
本体とは別に部品として先に作っておきます。手順は次のとおり。
- ファスナーをつけてステッチ
- ポケットの底をステッチで固定
- マチになる部分を折ってポケット部分を挟んで縫う
ファスナーは両脇に縫い込まない長さにしておきます。ぬいしろのゴロゴロ防止です。

手順通りに縫って脇を開くと下の写真のような状態になります。

しきりポケットの型紙の指定位置に切り込みを入れてぬいしろを裏に向けて折り、本体もしくは土台の布にステッチで固定します(下の写真のオレンジの矢印が指している縫い目)。
このとき、端っこまで縫うと後で攣りそうなので、ステッチするのは出来上がり位置より5~10mm内側にしておいた方が良い気がします。すきまが多少できますが、ほつれにくい生地なら問題ない気がします。
マチとファスナーのマチとの合体のしかた
ファスナーのついたマチと本体のマチ、仕切りファスナーポケットのマチをくっつけます。カンをつける時は、この時に一緒に挟んで縫います。
裏が有る時の作り方になりますが、表側とファスナーのマチだけ縫い合わせて、裏というか内側は折ってステッチで叩いても見た目はほぼ同じです。
ファスナー仕切りポケットの高さは、本体マチより気持ち低くなってます。内側でだぶつかないようにするためなので、縫い合わせる部分のぬいしろは、どちらかを控えるとかはせず、生地の端をぴったり合わせます。
ファスナーマチと本体・仕切りポケットが合体すると、下の写真のようになります。写真の奥側の両脇・開け口あたりの縫い合わせが終わっている段階です。

縫い合わせる時、生地の重ね方に注意します。外側のマチとファスナーのマチを重ね、余分な中央部分をくるむように仕切りファスナーを反対側から回して端っこを揃えます。縫う所は下の写真の黄色い線の部分です。

余分な部分や、合わせる部分がどこかわかりにくい場合は、一度すべて表にして、出来上がりのカタチに整えてみると分かりやすいです。縫いしろも内側に向けて折って、マチ針やクリップで固定してから裏に返すと、縫うパーツの向きとか表裏を間違える事がなくなります。
巻いてある部分をもう少し遠目に見た様子が下の写真。できるだけかさばらないようにします。

縫い合わせた後は、左右どちらかからでも、ずるずる引っ張り出します。もう片方も同じように整えて縫い合わせます。うまく合体できたら、表側からステッチをいれます。
他のアイテムで、裏をつけてる時の様子が分かる記事はこちら。参考になれば嬉しいです。

ポーチを完成させる
ファスナーマチと本体がくっついたら、ポーチのカタチに縫い合わせます。両脇はぬいしろをキレイに整えて折り、ファスナー部分も合い印を目印にして縫い、ぬいしろをバイアステープでくるんで出来上がりです。
両脇は、普通のマチ付きバッグとか、マチ付きポーチと同じ感じの合わせ方で、無理なく折ります。何か無理がある場合は間違ってる可能性が高いです。しきりファスナーの高さは、外側のマチより少し低いので、無理やり引っ張らず、自然な感じになじませます。

開け口のぐるっと部分は、カドが曲線なので合わせにくいです。ぬいしろに軽く切り込みを入れると、生地を沿わせやすくなります。また、カドの曲線部分以外を先に縫って、カド部分だけしつけ糸で固定して縫うと楽です。
生地や副資材、あると便利な道具のまとめ
今回使った生地や副資材、道具類のまとめです。色々なものがあるので、選択の参考になれば幸いです。
生地
外側の生地は、少し厚めで固い感じのナイロン。
内側とか切り替え部分の生地は、少し薄いナイロン。シャカシャカしないです。
副資材
ビスロンファスナーとメタルファスナーを使いました。
バイアステープ。たっぷり30m巻きのものを使っています。途中に継ぎ目がますが、自分でつなぐとか、途中で足りなくなりそうなドキドキはないです。
そのほか、Dカンは何かのバッグについていたもの、タグはタグ福袋のもの、N3Bで使ったバネホックの余りを使いました。
道具とかあると便利なものとか
型紙・裁断関係アイテムのまとめ amazonストア
型紙をうつしたり作ったり、生地を裁断したり、しるしつけに使うアイテム一式をまとめたストアページです。縫う前の準備段階の手間が少し減ったり効率アップのたしになれば幸いです。

生地をスパッとカットするには、ロータリーカッターが良いです。大きい方が切るのが早いけれども、小回りは効かないです。
机とか床が切れないように、汚れないように、カット台。A2サイズが使い勝手が良いです。カッターで削れていくので、定期的に新調しています。
お裁縫副資材のまとめ amazonストア
ファスナーや接着芯、カンなど、何かと使う副資材をまとめたストアページです。既成品についてるこの部品はなんていうんだろう的なもの、ついつい補充を忘れて作業が停滞しやすいアイテムの在庫チェックのきっかけ、作品のクオリティアップの一助になれば幸いです。

ナイロンはコットン生地より硬いので、太い針を使いました。厚地用の緑のやつです。バイアステープも思ったよりは固くなるので、赤いのと緑のは、一応用意しておくと良いです。
ナイロンは、カット時もつるつる動いていくので、適宜マステで貼って固定しました。縫製時は、マチ針よりクリップの方が楽な気がします。
ファスナーは、しつけテープで貼り付けています。
バネホックは、ハンドプレスで簡単につけられたので、買ってよかったと思いました。ハンドプレスは心からオススメです。

作り方の図解や写真や説明で、間違いやわかりにくい箇所がありましたら、コメントかお問い合わせメールでお知らせください。
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ミシン縫い・手縫いの違いに寄らず、裁縫する時にあると便利だったり、作業効率がアップするアイテムをまとめたストアページです。実際に使っている道具類を紹介していますが、使っていて不便を感じるものなど、こっちの方が良さそうとか、欲しいと思っているものも乗せていきたいと思っています。














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