ホットゴブリンさんのかぼちゃミニチュアフィギュアの色塗りがゴールまで到達しました。細かい部分は夫が全部やってくれたので、次回お願いしやすいように記録。
塗装したフィギュア
ホットゴブリンさんで購入しました。3Dプリンタで注文してから出力してくれる式なので、大きさを選べます。

上の写真の左から、Pumpkin PuppetA 154%、Lumpkin ScarecrowE 114.79%、LumpkinB 100%。
LumpkinBの台座含まない全高が、38.3mmです。
ホットゴブリン(Hot Goblin)さんは英語のサイトですが、浅草にあるお店です。
ミニチュアフィギュア塗る前の準備
台座に固定する場合は固定してから、下地塗装。
台座への固定は、持ち手ハンドルで塗れて安定性とか汚さないとか、お休み中に安定して置いてける面で良いです。一方、台座が邪魔でお尻方面が塗りにくいので、下側が込み入ってるフィギュアの場合は、固定しない方が塗りやすい。ただ、あちこち手で持って塗る事になるので、乾き切れてない部分を汚したり、手がすべって落としたりしやすい。
下のカボチャスケアクローさんは、下地塗装が終わったところ。コートの中とかが塗れなさそうだったので、台座に固定してもらわなかった。真鍮線部分とか帽子のフチとかを持って塗りました。

今回の下地はGSIクレオスのMr.プライマーサーフェイサー1000。下地の事、アクリルガッシュの事、ミニチュアフィギュア塗る時の持ち手の事などはこちらの記事です。
真鍮線での補強
真鍮線での補強は、台座と接着するだけでは取れやすいという事でしてくれました。かぼちゃ隊の面々はみんな足が細くて、足に穴が開けられなかったのでお尻に穴を開けました。出来上がったら、ほとんど見えないので気にならないです。

ピンバイスでフィギュアに穴を開けて、長めにカットした真鍮線側にアロンアルファつけて差し込んで固定、だそうです。
台座側は貫通するように穴を開けて真鍮線を通し、穴と真鍮線の隙間にアロンアルファが染みこむように流し込むようにして接着。完全に固まったら、裏側のはみ出した真鍮線をカットして、やすりでやすって平らにしてくれました。
狭い所に接着剤を染みこませるには、ぬい針みたいな細い針金に接着剤をつけて、ちょっとずつ、じっくり染みこませるんと良いそうです。どばっと付けるのではなく、ちょっとずつじっくり。
夫のブログにピンバイスとか工具とかについて解説があるので、参考になると思います。

試し塗りとトップコート
トップコートは、塗った絵の具の保護というより、筆むらが落ち着いたり、色味を落ち着かせたりする効果があるようです。ニスのツヤ消しとはちょっと違う感じの仕上がりです。
アクリルガッシュにトップコートを塗ると、絵の具が溶けるという話しがあるとかで、あらかじめ試し吹き用チップを作りました。本体と同じ下地を吹いたプラ板に、アクリルガッシュを塗ったもので、色塗りしながら、このチップにも色塗り。試し塗りにもしてました。

結果的にアクリルガッシュが溶ける事はなかったですが、下地とか塗料の組み合わせによるらしいので、事前に試すのは大事だと思う。
エアブラシでトップコートを塗ってくれたのですが、一気に塗ったら白っぽくなったので、出てるか出てないかわからない位の細さで、30cmぐらい離してそーっとうすーくうすーく何度も塗ったそうです。

どばっと吹きの方、白いぼやっとした線に見えるのは筆ムラではなくて、トップコート。超細吹きの方は、もっとひどかった筆ムラがあまり目立たなくなってます。
使ったトップコートは、GSIクレオス 水性ホビーカラー GH101 プレミアムトップコート UVカットスムースクリア つや消し。
トップコートが白っぽくなるのは、空気中の水分のせいで、室温とか湿度とかによるそう。寒い季節は飽和水蒸気量?が少なくなるから湿度が低くても白かぶりしやすくなる、とか。今回の塗装環境は、室温23.5度湿度35%。10月28日13時頃です。
エアブラシでの塗装については夫のブログのこちらの記事が詳しいです。塗装の時には、換気とマスクも大事なので、関連記事もご覧ください。

壊した部分の修理
塗ってる時に、落としたら指が折れてしまいました。真鍮線も取れちゃったので、直してもらいました。指先を探すのに苦労したので、作業場所の周りはスッキリさせておくに越したことはないです。

折れた指の接着に使った接着剤は、アロンアルファミニエクストラ。使い切りなところが良いと言っています。細い針みたいな針金の先にちょっとずつつけて、接着してました。
接着できた部分は、黒っぽい線が見えてますが、似た感じの色を塗ったらまったく分からなくなって素晴らしいです。

台座のこと
ホットゴブリンさんのフィギュアは台座付きです。包丁持ってるフィギュアさんがデフォの台座で、それ以外の子は石粉粘土の模様付きにしてもらいました。

水分少なめのアクリルガッシュで塗ってます。右の台座の銀色は、模様がよくわからなくなってしまったので、タミヤ X-11 クロームシルバーを面相筆の超極細で筆塗り。
台座の模様はローリングピンで、模様は曼荼羅。ローリングピンは、粘土とかの上を転がして模様をつけるもので、戦車の履帯とかアステカ模様とか、いろいろあって、スチームパンク模様とかも素敵です。
石粉粘土の模様付きの板が乾いたら、接着面をやすりで整えて木工用ボンドで台座と接着、周囲もやすりで整えて台座の出来上がり。
フィギュアを合体させてから、台座ごとトップコートしてもらいました。

アクリルガッシュ以外の絵の具
かぼちゃ隊を塗ったのは、ほとんどアクリルガッシュですが、一部水性アクリル塗料も使いました。夫がプラモデルに使ってる塗料をもらったもので、マドラー的なものでよく混ぜて使います。使った筆は乾く前なら水で洗えます。

スケアクローさんの帽子のバックル、カボチャ杖の付け根はタミヤのゴールドリーフ。頭から玉が生えてるパペットさんの台座の銀色もこのシリーズです。
包丁さんの包丁、パペットさんの頭から生えてる玉は、水性ホビーカラーのシルバー。包丁の刃の部分はそのままで、背側はアクリルガッシュの黒を少し混ぜました。

完成したかぼちゃ隊の写真
そんなこんなで、完成した子達は、撮影ブースで良い感じに撮ってくれました。最初から最後までいろいろありがとう。楽しかったのです。

ミニゴーフルの缶の上のかぼちゃ隊。

かぼちゃ隊の隊長スケアクローさん。一番最後に塗ったので少し慣れてきた。

いい笑顔の包丁さん。一番最初に塗った。八重歯がチャームポイントだと思う。

パペットさん。目が光ってるようにしたくて試行錯誤して敗北。

かかしカボチャの背中です。いい感じに寂れた感じで満足。折れた左手の指も分からない感じでよいです。









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