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ストーマパウチ固定用ベルトを手作り

ストーマパウチの固定用ベルトを涼しそうな素材で作ってみた記録。とりあえず使って様子見ます。

パウチの固定用ベルトとは、ストーマパウチの面板とお腹の密着性を高めて、剥がれを防止してくれるアイテムです。パウチ袋が剥がれてくると大変なので、外出時は固定ベルトを装着しています。まだ大変な事態になった事はないけれど、色々と大変そうなので、用心しておきたいです。

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手作りベルトの材料

材料は、涼しそうなベルトと、面板のタブを挟むクリップ。サイズ調整用のベルクロ(マジックテープ)。

今使っているものは柔らかい素材でお肌によろしいのですが、暑い時期にはとても暑くて汗じゃぶじゃぶになるらしいので、涼しそうな素材のお試しです。意外と材料探しに苦労しました。

クリップ

クリップは移動ポケット用のワニクリップっぽいのですが、面板のタブを挟むのではなく、タブに開いている穴にひっかける都合上、ツメが先の方にだけあるものを探しました。

ストーマパウチの固定用ベルトのクリップ

クリップの根元をくいっと折ると、口がパカッと開きます。今回は30mm幅のゴムテープを使いたかったので、幅33mmのものを使いました。

サスペンダー用で探しましたが、くわえカンともいうようです。押さえるツメが沢山あるタイプだと、フィッシュクリップとか、ワニクリップとかとも言うようです。

ニットテープ

メッシュテープ

伸縮性が多少ある、ニットテープ。SHINDO製のメッシュバインダーで、縦にも横にも少し伸びます。薄くて柔らかいです。スポーツウェアに使われるものだそうで、通気性速乾性に優れているそう。着用時の涼しさとお洗濯時の乾きの良さに期待しています。

今回使ったのは、幅27mmのもの。色はかなり沢山から選べるのでネイビーにしました。

ゴムテープ

普通の3cm幅のゴムをとりあえず使いました。より薄いのがいいなとか、柔らかいのがいいなとかあれば、トランクス用のテープとか、マジックテープが直接付くテープとか、そういうのを使ってみようと思います。

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ベルクロテープ(マジックテープ)

メッシュバインダーテープは織り生地なので、普通のマジックテープがくっついてしまいます。絡まったようになって着用に手間取るし、テープの表面が荒れてしまいます。保管時に気をつけないといけないのは面倒なので、フリーマジックを使いました。オスメス兼用で、固くないのも良いです。

下の写真は、柔らかさを比べてみたもの。くったり感が伝わるとうれしい。

フリーマジックと普通のマジックテープの違い

上から、普通のマジックテープのフック面(オス)、ループ面(メス)、フリーマジック(オスメス兼用)。普通のマジックテープもクラレの商品なので、メーカーは一緒です。

普通のマジックテープは固くてミシンでも苦労しますが、今回使ったフリーマジックは縫いやすいです。

フリーマジックは、カット済みのものから、長い巻き、カット売りの所など色々あって、色も数色あるので、用途に合ったものをお求めください。柔らかいので手縫いでもいけます。

パウチの固定用ベルトの参考品

参考にしたお品は、ザイタックさんの初心者セットに入っていたミムロオーガニックワンタッチベルト。

ミムロオーガニックワンタッチベルト

ふわふわ素材で優しい手触りで良いです。サイズ調整も簡単です。

完成した自作ストーマパウチ固定用ベルト

メッシュバインダーは柔らかいので、クリップの部分はゴムテープにしました。片方は長さ固定、もう一方はマジックテープを付けて、長さの調整ができるようにしています。

夏用ストーマパウチ固定用ベルト

試着してもらいながら作りましたが、ズボンを履いてベルトした時とジャージの時では、腹回りが違ってくるので着用シーンに合わせた格好で試着すると安心です。

まだ長時間の外出はないので、ゴムテープが痒いとか痛いとかのクレームはまだ。もう少し様子を見て、改善点があれば改良していきたいと思います。とりあえず、背中側に汗がたまらないだけで、少し快適なようで何よりでした。

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