記事内に広告が含まれています

大容量トートバッグ・ストック&避難用

ストーマパウチ用アイテムの緊急持ち出し用バッグとして、大容量なトートバッグを作りました。普段はストック入れ用として使って、何かあったら持って逃げれば一石二鳥。

スポンサーリンク

大容量トートバッグ計画

非常時というか、何かあった時の持ち出し用バッグは用意していますが、ストーマパウチ関連用品をさらに入れるのは無理そうです。市販のオストメイト用避難バッグも検索してみましたが、やっぱり結構な大きさになっています。

持ち出し用にパウチ関連アイテムを別途用意するのもなんなので、相談の結果、普段から用意しているストック品入れバッグを作り、何かあったらそのまま持ち出すのがシンプルな解決策であろう、ということで、部屋に置いてても悪目立ちしなさそうな、シンプル大容量トートバッグを作ってみました。

トートバッグのサイズは、ストック品を並べて大体の容積を算出して決めました。でかいです。

大容量トートバッグ

普通のシングルサイズのタオルケットが2枚入る大きさです。オフシーズンのストック入れに、お車の中の毛布などの整理にどうぞ、という感じの大きさ。

箱ものを入れるので底もしっかりして欲しく、ぼろぼろになったA4サイズのカッティングボードを底板に使っています。リユースですが、普通の底板より少し重いので、普段遣いバッグにはおすすめできないです。

オストメイトな非常持ち出し品

ストーマ生活になると、ストーマパウチ本体の他、リムーバーやガーゼなどの各種衛生用品が日々必要です。足りなくなったら大惨事なので、ローリングストックとか面倒な事せず、使って減ったら随時補充する感じで、常に一定量を確保しておきたいです。

箱から出してジッパーバッグにでも入れれば省スペース化もできそうですが、とりあえず箱のままバッグに入れます。製造番号とか使用期限とか、残ってる方が良さそうですし。

ストーマパウチ関連アイテムをトートバッグに詰める

とりあえず、オストメイト初心者としてうちに揃えたものをとりあえず詰めてみました。写真にあるもののほか、ビニール袋と洗面器も入れて、リビングの片隅に置いてあります。

洗面器は入院中のパウチ交換時に使っていたものですが、うちでのパウチ交換では使っていません。将来的に使う場面が来るかどうかわかりませんが、とりあえず入れてます。

トートバッグの詳細と材料

今回作ったバッグは、バッグの口をがばーと開けたくて、口布の端から端までファスナーなトートバッグにしてみました。中が完全に見えないようにしたいリクエストにも応えられていますが、キレイにはできなかった。ファスナーの端がくいこむ感じにしかできなくて、どうやったらキレイにファスナーを処理できるのか、未だにわからない。

スポンサーリンク

メイン生地は、ねこたま帆布です。50cmのカットクロスを買っていた事もあり、微妙に生地が足りず、底の切替の土台部分は普通の帆布を継ぎ足ししました。模様に向きがなければ足りたかもしれないけれども、かわいい生地は多めに残しておきたい気持ちもあり、見えない所に使うのは勿体ない気もしまして。

ファスナーは、ねこたまファスナーを使いました。一般的なファスナーと違って上下に止めがないので、縫製が難しいような気がしますが、なんと言ってもかわいいです。

大容量トートバッグの平置きイメージ

テープの色は「ごましお」で、引き手は「抹茶」です。

ねこたま帆布は、11号帆布にしては柔らかくて縫いやすいし、何よりかわいいので普通にストックしておきたい生地です。

口布と底の切替と裏地は、ナイロンオックス。外に持ち出した時の防水効果に多少期待しています。

ねこたまファスナーは、引き手とテープがバラバラで売っているので、色々色変えて楽しめます。引き手をテープにつけるのが難しそうに思えますが、オープンファスナーを閉める時のような感じでいけます。ただ、閉じ始めが固いので、誰かにテープの端を持ってもらうとやりやすいです。

ねこたまファスナー引き手

あと、非常時にショルダーバッグにできるように、カンをつけてショルダー紐を作りました。荷物が多くて重たくなりそうだったので、アクリルテープは広めの25mm幅のものにしました。抹茶色です。鉄砲カンとDカンは、何かのバッグについていたものをリサイクルしました。

トートバッグのショルダー紐部分

微妙に猫の水玉模様がつながっていないのが失敗点。模様が思いっきりずれていればまだ良かったのに、微妙に惜しい感じにずれている所が失敗しました感を醸し出している気がします。大柄だったので、柄優先でサイズを微調整するべきでした。持ち出す事がない事を祈るのみ。

出来上がりサイズは、開け口部分の幅が60cm、ファスナー口布を含まない高さが23cm。マチが25cmです。

大容量トートバッグの裁ち方図

トートバッグを作るパーツはすべて直線だけなので、わざわざ型紙を作らなくても生地をまっすぐ切るだけで作れます。生地の残量に不安がある場合などは、カレンダーや新聞紙で型紙的なものを作って、並べてみると安心です。

バッグ本体の裁ち方図をpdfにしました。ポケットや裏地、底板入れ等については言及していません。バッグ作りの時のサイズ感の参考になれば幸いです。

裁ち方図はここからダウンロードいただけます

ファイル名をクリックするとPDFが表示され、ダウンロードボタンを押すと、ご覧になっている端末にPDFをダウンロードいただけます。ダウンロードいただいたファイルはプリンタで印刷できます。

ご自由に使って頂ければ嬉しいですが、再配布はしないでください。ご利用にあたっての注意事項も一読いただければ幸いです。

コメント