型紙をうつしたり、改造したりするのに便利な型紙用不織布を買いました。
型紙用不織布とは
型紙用不織布は、本についている型紙を写し取ったり、囲み製図で作る型紙や簡単な四角形とかで作る型紙を作ったりする時に使う不織布です。
ハトロン紙とか型紙用紙とか、ものによっては新聞紙とかカレンダーとかでも型紙は作れますが、紙だとシャカシャカうるさいとか、何回も折ったり畳んだりしてると切れちゃうとか、ルレットでなぞると穴が開いてどんどん切れていくとか、そういう事がない不織布をここ愛用しています。

ずいぶん前に30m巻きで何本か買っていたストックがなくなったので、その補充です。使い終わった芯も、もしかしたら何かに使うかもしれない、と捨てられないまま溜まってます。
今回購入したショップさんは量り売りしていて、短めの場合は畳んで発送してくれます。紙と違って、畳んで保管でもがっつり折り目がつく事はないんですが、結局大量に使うのでどーんと巻いてもらいました。巻いてある方が使いやすいと思っています。
巻きで買った時の太さ
ロール巻きで買った時の大きさが気になる方の参考になれば、と直径を測ってみました。
量り売りで30mは直径8cmでした。巻いている部分がそれぞれ2cm、芯の太さが6cmです。軽いので片手で持って振り回せます。もう少し長く買ってもよかったかもしれないし、この位の量が取り回しが楽かもしれない、微妙なところです。

自立します。我が家では、ビニール袋のまま保管しています。ギターケースと同じくらいの長さなので、そんな感じの長モノ保管場所に突っ込んであります。
パターンのすけ具合と便利な使い方
今回買ったのは、バイリーンの不織布。メーカーによって不織布は色々っぽいのですが、これは薄めでパリっとした感触で、紙に近い感じがします。
パターンをうつす時は、紙の上に乗せて線をなぞっていくんですが、ハトロン紙を乗せた時と遜色ない感じに印刷が透けて見えます。小さい字もきちんと見えます。

うつす時は、鉛筆もシャーペンもボールペンもいけますが、ボールペンはインクの種類によっては透けてしまうかもしれないので、あらかじめ実験してからの方が安心です。
不織布と型紙の大きさ比較
この不織布の幅は1mで、身頃とかパンツとか、長いものも大概一枚で写し取れます。パターンの方でつなげる指示がある場合は指示の通りにつなげる必要がありますが、パターンが不織布に入りきらなくて写し取れないという事は今までなかったです。
方眼入り不織布も試した事がありますが、印刷の都合で方眼がぶれぶれな事があるので、余計な印刷がない方が使いやすい気がします。その変わり、長めの定規を用意した方が色々便利だと思います。

型紙を写し取った後、幅を広げたいとか狭くしたいとか、切り開きたいとかという改造が簡単なところも、不織布の利点だと思います。切り開いところに別の不織布を挟んで広げたり、畳んで留めてしまうとか、自由度が高いです。貼り付ける時は、マステだと剥がれてしまうので、セロハンテープで固定すると長持ちします。
合い印の切り込みを入れる時に、型紙と一緒に切ると思うんですが、紙の型紙は布用ハサミで切りたくないので、不織布だとそこも良いなと思っています。おすすめです。
こちらのお店で買いましたが、買い物かごで決済する時に備考欄にロール巻きでと書くとロールで送ってくれます。このロールがクラフト紙で巻かれて、普通の宅急便で届きました。
コメント