我が家にやってきたPanasonicビストロ26L(NE-BS5C)を使いこなせるようになりたい記録。初焼きは始めてレシピで焼いてしまったので、いつも焼いているものを焼いてみます。
ビストロの火加減を探りたい
ビストロで初焼きしたのは初挑戦のメロンパン。そこそこ普通っぽく焼けたのですが、なんとなく火加減が弱い気がしたので、比較してみるべく、いつも焼いているものを焼いてみる事にしました。
初焼き記録はこちらです。
従来使っていたヘルシーシェフ23Lも、庫内が狭くて温度が下がりやすく、先に低温のものを焼いて庫内と天板を十分温めてから、高温で焼きたいものを焼いているので、その方法を踏襲しました。
一度温めたオーブンの熱と電気代がもったいない気がして、まとめて焼いてフル活用したい気持ちも、もちろんあります。
まずマフィン
焼きました。普通のマフィンです。180度で余熱して、そのままの温度で25分ほど焼いて取り出しました。いい感じに焼き上がったと思います。
下の写真は、ビストロの庫内から取りだしてそのまま置いたものです。庫内に入っていたままの向きで左上が左奥になります。右側・前側がよく焼けて、いい色がついてます。
ヘルシーシェフの時は、左奥が一番よく焼けていたので、オーブンによって温かい場所が違う事を実感。焼き色も今までより濃いめで美味しそうな気がします。少なめの生地量の割に、よく膨らんだので満足。

左からジャム入り、レーズン入り、チョコチップ入りで、トッピングは全部同じでアーモンドスライスとパールシュガー。ジャム入りは色が寂しいわりによく膨らんでました
左奥は温度計。熱々オーブン庫内から取りだしても、すぐには表示が下がらないので、大体150~160度程度で焼き上がったんだなあ、という感じでした。
レシピと脂質量
- 薄力粉 80g
- アーモンドプードル 20g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 減塩バター 40g
- きび砂糖 40g
- バターミルクパウダー 10g
- 牛乳 50g
- 卵 Mサイズ 1個
- ジャム・レーズン・チョコチップ 適宜
- スライスアーモンド・パールシュガー 適宜
夫もたまに食べる用なので、バター控え目。液体油脂とかマーガリンにしても脂質量はそうかわらないので、おいしさ満足感重視でバターを使っています。小さめに焼いて1個食べた感で満足してもらう作戦。
脂質量は、概算でバターが32.8g、バターミルクパウダーが0.7g、牛乳1.9g、卵6g、アーモンドプードル10.4gで、51.8g。1個あたり約8.6g。チョコチップとスライスアーモンドは勘弁してもらう。

ジャムを入れたものです。ふわふわに焼けたので文句ないです。
以前は同じ型で5個で焼いていたものですが、6個で焼くようになりました。型は、9号のカップがちょうど使える型です。
パンを焼いてみた
マフィン型をどかした、比較的熱々の天板にシルパンに並べて待機していた生地を乗せました。幅がヘルシーシェフより気持ち広くなったのでスペースに余裕があります。
30センチ四方の旧天板だったら、生地と生地の間にくっつき予防のクッキングシートを置いたりしていましたが、これなら大丈夫そうで良いです。

天板を取り出して、ばたばたと並べている間に、ビストロは210度に予熱しています。ある程度温度がある時は、最高温度の余熱が出来ない事はヘルシーシェフでも一緒だったので、とりあえず、設定できる最高温度に設定しました。
余熱できたよ、という事ですかさず天板を入れて焼き始めてみたところ、やはり中央右から右手前にかけてが早めに焼き色がついてきました。焼きムラがある時は天板を回転させましょう、という教えにそって12分頃に天板の前後を入れ替えました。
焼き上がり。今までより濃いめの良い色です。

今までのオーブンでは、天板ターンを必要だと思った事はなかったので、前後の入れ替えは始めてです。開けると温度が下がるので、できればターンっしたくないな。そして、焼き色がつき始めるのが早い気がしました。上火が強いのかも、とか推測しています(経験値少なめ個人の感想です)。
良い感じに焼き上がりましたが、思ったより膨らまなかった気がします。裏の焼き色は薄かったし、やっぱり、しましま模様だった。

皮が薄くてパリパリしてて、中はふわふわのソフトフランスパンです。
ソフトフランスパンのレシピと脂質量
- リスドォル 160g
- 米粉 60g
- 強力粉 40g
- バターミルクパウダー 20g
- ドライイースト(赤サフ) 2g
- モルトパウダー 1.2g
- 塩 5g
- きび砂糖 5g
- 水 165g
- クープ用バター 適宜
混ぜて軽くこねて発酵させて、膨らんだら余熱できたオーブンで210度設定で15分焼きました。実際の温度は180度程度だったようです(後述します)。ヘルシーシェフだった頃もこんな感じの温度で焼いていたソフトフランスで、あまり高温でなくても、パン屋さんのパンっぽい見た目に焼けて気に入ってるレシピです。
上にのっけたバターは、ほぼほぼ下に流れ落ちるので、ノーカンで。バターなしでも、ふわふわのパンです。
ビストロの温度について感じたこと
パン焼きもオーブン使用も、経験値は低めなので信頼度の低いレビューです。2回焼いてみて、このオーブンは温度が気持ち低目で、上火が強めで下火が弱めなんじゃないかという気が少ししてきました。前に使っていたヘルシーシェフ23Lは焼き色がなかなか付かない機種だったので、そんな気がするだけなのかもしれません。
オーブン庫内での温度計の様子
マフィンを焼く時に、左奥にオーブン用の温度計を置いてみました。
扉越しに置くの方の温度計を撮影するのは難しかったです。なんとなく角度で察してください。たぶん、120度辺りに針があります。

180度で余熱して、フタ開けて少し冷めたとしても、スタートボタン押して焼き始めから、25分後の焼き上がりまで、設定温度の180度には到達しませんでした。
焼き上がりはいつも通り、もしくは良い焼き色だったので文句はありませんし、ヘルシーシェフでもレシピ通りの温度で設定してはいなかったので、容量小さめオーブンなら妥当な気がします。
ビストロの予熱について気になること
ビストロの取説には、余熱の時に何も入れない事と記載があります。グリル皿や食品を入れて余熱すると焼き上がりが悪くなります、と書いてあるので、温度計を入れて余熱するのもとりあえず我慢しましてみました。
温度計入れて余熱してたら、温度計の表示が上がらず、いつまでも焼き始められなかったかもしれないので、初回はそれで良かったとは思うんですが、天板もあらかじめ温めたい時はどうしましょう。
庫内に何も入れるな指示の理由は、温度がうまく計測できないとか? ヒートグリル皿をあまり熱々にしたくないから? とか色々心配になってしまいますが、仕上がりが悪くなるだけで、壊れるとかではなさそうなので、いずれ試してみます。ピザとか熱々天板で焼きたいです。
パン焼き後の庫内の温度
ところで、ビストロが計測した庫内の温度を表示させられる事に気づいてしまいました。
マフィンを取りだして、パンを焼くために再度予熱させてみたところ、予熱開始後に庫内の温度を液晶表示してくれたのですが、その時の温度は150度。温度計の表示とほぼ一緒だったので、正直ベースの計測値なんだと思います。
そこで、210度設定でパンを焼き、焼き終わって取りだした後、再度予熱させて庫内温度を計測。温度が低い時は現在温度の表示までに時間がかかるのですが、ほかほか状態だったので、すぐに現在温度を表示してくれました。180度でした。一回フタを開けたら30度は下がるという事なのかも?

今回の焼き上がりはそれなりに満足なのですが、なんとなく複雑な気持ちになります。温度計を気にするより、なんとなく設定でなんとなく焼くのがいいのかも。
上側の焼き色がよくつくのに比べて底側の焼き色が薄いこと、下火が弱そうでパンの膨らみが弱いような気がする事、グリル模様の焼き目のパンはなんだか微妙な気がするので、次は天板をどうにかしてみたいです。
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