いい感じに派手な先染めツイルをダイロンで染める計画の続きです。補色で染めて落ち着いた色にする事に挑戦します。
補色で染めると暗くなる説
前回、黄色チェック生地を黒で染めたら緑チェック生地になりました。再度染める事を決意して涼しくなるのを待っていましたが、そわそわして待てなかったので、残暑厳しいおり、再びダイロン染めをしました。繰り返しになりますが、暑い中にする事じゃないです。
前回の記録はこちらです。
このチェック生地は夫パンツになる予定なので、夫も参加。私よりも色々調べるというか検討するのがうまい夫調べによると、染料はインクのようなもので、補色を合わせると暗くなる。全部の色を混ぜると黒っぽくなるので、バランスよく混ぜるとよい感じになるのでは、という見解。
今回の生地は色々カラーが混ざったチェックなので、こちらを立てればこちらが立たず的な所が悩みどころでダイロンマルチの色を決められなかったので、染める色の配合というかバランスは夫が決めました。
プラモデル作るのに調色で苦労しているから、きっと感覚的に何か持っているんじゃないかという事に期待。
ダイロンのこと
ダイロンマルチの配合は、タンジェリン×2、パープル×2、ネイビー×2。緑が押さえられて黒っぽくなると良いなあ、という期待を込めています。
前回はお酢を使ってみましたが、お酢のニオイがなかなか取れなかったので、今回はお塩を使いました。染料6袋なので、30×6で180グラム。
染めた後の色止めにカラーストップ1袋を前回と同様に用意。
1袋で1kgなので指定量には足りていません。染めた直後の洗濯で、洗濯ネットがうっすら染まりました。前回はそうはならなかったので、すすぎの問題かもしれないし、普通に足りないから色落ちしやすいのかもしれないし。よくわかりませんが、とりあえず色止め問題は後回しです。
染め工程とすすぎ工程
前回と同様、25Lコンテナに70Lゴミ袋を入れて、お風呂場で染めました。お湯の量は今回もたぶん10リットル前後だと思います。
染めに使っているコンテナはこれ。普段はラックでバッグ類の整理に使っています。
コンテナ内で押し洗い的に染めた後は、重労働のすすぎタイム。水に濡れたカツラギ生地3mは重たいです。
コンテナですすぐのが大変だったので、浴槽にお水を貯めて生地を泳がせましたが、賃貸のおうち、新しいお風呂をお使いのおうちの方にはおすすめしません。我が家のお風呂は古い普通のユニットバスなので、浴槽の素材はおそらくFRP(繊維強化プラスチック)ですが、すすぎ液の色がうっすら浴槽についてしまいました。お風呂お掃除用洗剤では取れません。
もうすぐリフォームするんだーというおうち、ご家族の理解のあるおうちだったらお風呂での作業がおすすめです。気をつけても染料は飛ぶし、水ははねるし、後片付けも大変なので、細かい事を気にしないで良いなら、ざばーっと洗えるお風呂場作業が一番楽な気がします。
染め上がり
黒の染料の染液が赤よりの黒だったのに比べて、今回の染料は紺色寄りの色だったので、期待大でしたが、乾いてみるとそこまで紺色ではなかったです。みどりみどりした感じは押さえられたので、ひとまず満足。
赤い部分が紺よりになったので、全体に落ち着いた感はあります。カメラが勝手に明るく撮りたがるような暗色になったので、まあこんなもんかな的な。
下の写真が染める前です。写っている範囲が違うので、あまり比較にならなくて申し訳ないです。明るい感があって全体の印象がオリーブだったんですが、かなり押さえられました。
とりあえず、これでパンツ作る事にします。ほぼ紺なので、紺色の糸で縫える感じです。完成後、色落ちするとか色が褪せるとかで、もう一度染めるとしても、紺か黒で染める事になると思うので、紺色で縫える色に染まったのはかなり進歩です。
青いチェックの方を染めた記録はこちらです。
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