いい感じに派手な先染めツイルをダイロンで染める計画の続きです。黄色チェックがいい感じになったので、青チェックも染めてみます
黄色チェックを染めたところまで
岩瀬商店さんの素敵カツラギチェック生地を3メートルずつ買ってきて、地味目カラーに染めたい計画の軌跡はこちらの記事です。
一番最初のダイロン染め。とりあえず黒で黄色を染めたところです。
補色で染めれば暗くなるだろうと、色々混色して染めた記録はこちら。
黄色チェック生地がいい感じになったので、青いチェック生地に手を出しました。とりあえず普通に1回洗い、脱水したところにダイロンを乗せて記念撮影しました。夏らしい輝く感じの青・水色・赤・黄色のチェックです。
生地は、黄色と同じ120センチ幅で3メートル。重量1.7kg。普通に染める時のダイロンの量は6袋なので、6袋をいい感じと思われる色で染める事にしました。混色バランスは、こちらも夫チョイスです。
ダイロンの混色のこと
ダイロンマルチの配合は、タンジェリン×2、ジャングルグリーン×2、黒×2。
緑の意図が読めません。青と黄色なら緑になるんじゃないか、赤を押さえたいからの緑なのか、いまいちだったらもう一回染めればいいだだけなのですが、結構な重労働なので出来ればこれで終わらせたい。
900mlペットボトルに3袋(橙・緑・黒を各1色ずつ)ずつ入れて、熱湯を入れて振って溶かしました。
熱に強い手袋をするなど、火傷に備えた準備をしてください。給湯器の温度は最高でも80℃程度なのでペットボトルは大丈夫だと思いますが、熱湯が手に掛かったら危ないので、熱湯を扱う時は十分にご注意ください。
助剤?は今回もお塩を使いました。染料6袋で、30×6で180グラムです。普通の粗塩です。あと、染めた後の色止めにカラーストップ1袋も同様に用意しました。
ダイロンマルチは、ダイロンプレミアムより少し安いですが、6袋になると結構な費用がかかっています。生地は1mあたり500円で激安なんですが、トータルでは結構費用がかかっていて、失敗したくない感が強まってきました。
染め工程とすすぎ工程
今回も、25Lコンテナに70Lゴミ袋を入れて、お風呂場です。お湯の量は今回もたぶん10リットル前後だと思います。
染めている最中、混色した染料の色は赤っぽい感じの黒。染料液に浸けた生地は真っ黒で、染め上がりの予想がまったくできないのも楽しい。左右にかかっている茶色っぽいツブツブの手袋が厚手の作業用手袋です。
染めに使っているコンテナはこれ。普段はラックに置いてバッグ類の整理に使っています。
お風呂場で作業していますが、染料がつくと簡単には取れません。飛沫がついた時、すぐ拭き取るのでしたら定着しないので大丈夫ですが、細かい傷部分などに染料がつくと、簡単には取れません。注意しても飛沫や粉は飛ぶので、汚したくない場合は養生シートや新聞紙などで床や壁面をしっかり保護することをおすすめします。ステンレスだったら平気なんですが、新しいお風呂はFRPとか人工大理石らしいので。
もうすぐリフォームするんだーというおうち、ご家族の理解のあるおうちだったらお風呂場での作業が楽です。残った染液を流したり、汚れをざーっと流すのが楽ちんです。ただ、すすぎに使った浴槽の染料汚れは、普通のお風呂洗剤、ティンクルお酢のお風呂洗剤では落ちませんでした。カビキラーでパックすると、かなり取れますが、染め汚れの落としムラが出たので、しばらく繰り返そうかと思っています。塩素系漂白剤でもいいけるかもしれない。
染め上がり
染めている時は染料の違いははっきりしないんですが、すすぎの時やカラーストップの時に出てくる色が、本来の染料の特徴的な色味なんだろうなあという気がします。初回の黒の染料の染液が赤よりの黒、前回の染料は濃紺、今回の配合ではくすんだ暗いオリーブグリーンっぽい色が出てきました。染めている時は赤っぽかったので不思議です。
上が染める前の生地、下が染まった結果です。下の左側が今回の青い生地を橙緑黒混合で染めた結果。
水色だった部分が緑寄りの青になったのがなんだかなー、という気がしいますが、これはこれでいいい感じ。カメラが勝手に明るく補正してしまう程度には暗い色になっています。制服っぽい感じが少しします。
全体的にはほぼ紺なので、黒よりの紺色で縫えそうです。夫用ワイドパンツを作る予定ですが、型紙を作り直したくなったので、この生地に手をつけるのは少し先になりそうです。
プラモデルや各種工作をしている夫のブログはこちら。
完成品の紹介だけでなく、塗装や色々な工作に使える道具類の説明が良いです。
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