いつものメンズシャツの本のボタンダウンシャツをリネンで縫いました。いつもの黒シャツと、残布を使ったクレイジーパターンのシャツの2枚できたので、見てやってください。
メンズシャツの本のこと

「カジュアルからドレスアップまでのメンズシャツ」のボタンダウンシャツです。格好いい形のシャツが作れてお気に入りの本です。パターンと説明写真に間違いがあり、前に作った時の記事に少し説明してあるので、この本から作りたいものがある場合は、ご確認ください。版が違えば直っているかもしれません。
前回と同様、今回もボタンホールはグレーで作りました。少し目立つので、前立てのボタンホール群が左右にガタガタしないか緊張しました。
ボタンダウンシャツLサイズを作るのに必要な生地量
今回のシャツに使った生地は、アプハウスさんの黒いリネン。「洗いをかけた40/1番手ベルギーリネン」のブラックです。素材はフラックスリネンだそうです。
1着作るのに2.2m使いました。生地の幅は112cm。3.5m購入で3.6mカットで届きました。
ストライプのシャツの残り生地60cm(と端切れ)でクレイジーパターンのシャツ作るのに少し使って、最終的に72cmと端切れが残りました。メンズシャツを1着作るなら2.2mですが、2着作るなら3.5mで足りる感じなので、同じ生地で良いならまとめて2着作る方が無駄がなくて良さそうです。
今回使った生地は、アイロンかける前とかけた後で、風合いが変わる素敵な生地でした。裁つ前に、端っこでアイロンかけてみると良いと思います。
アイロンなしは結構ぽこぽこしていて、ハリ感がありました。畳むとふんわりして、かさが減りません。体にくっつかない感じで涼しそうな気がします。シャツは洗濯してスチームアイロンかけたもので、ぱりっとしました。畳んだ時の高さは、アイロン前より低くなりいました。
アイロン後、再度お洗濯しても、元のぽこぽこは復活しないです。洗いざらし感とか、シワ感は普通。アイロンはかけないで着用すると思います。
残り布利用のボタンダウンシャツ
グレーの部分は、廃番になってしまった、40/1先染めピンヘッドストライプのリネン。無傷の110センチ幅部分が62cmと、端切れが少々残っていました。2.5m買って、夫シャツを縫った残りです。
夫シャツを作った記録はこちらです。
この半端に残ったもったいない生地を使い切る事を目標に部品をタテヨコに並べて裁断。長さ調整のため、袖丈は七部袖に改造してます。
取れたパーツは、片袖、右前身頃、前立て、表裏の衿、表裏の台衿、カフス2枚、表裏ヨーク、ポケット。生地の向きはタテとかヨコとか色々です。仕上がりを考えつつ裁ってみました。

後ろ身頃は、写真の左下あたりに少し見えていますが、真っ黒リネンです。台衿は、ピンストライプで2枚裁っていたんですが、夫用黒シャツの裏台衿と交換したので、裏台衿は黒になっています。
型紙から改造したところ
夫の型紙から、袖丈を20cmカットして七部袖にしました。カフスは、表と裏の配色をそれぞれ逆にしただけで、改造はしていません。

袖のタック分をなしにしています。剣ボロも省略。カフスはスリット開きみたいにしてボタンもつけていません。折り返したら色が違うようになっているのが、オシャレなのか残念なのかは良くわかりません。
身幅は、夫にはLサイズでちょうどなんですが、私には腰回りがキツイような気がしたので、後ろ身頃の輪の部分に3cm追加しました。型紙を生地に乗せる時に3cmずらしただけです。
後ろ身頃全体で6cmアップです。背中心のタックの幅を広くしたので、他の部分は全くいじらなくて大丈夫で、サイズがゆったりするだけの簡単改造です。
反省点
裁断する時、勢いでクレイジーな方も衿をボタンダウン仕様にしてしまいましたが、スリット袖なら少しかわいらしい感じな気がするので、丸襟にしておけば良かったと反省しています。同じ本に丸襟も載っています。
チャコールと黒は、意外に色が遠くて、思ったよりうるさい感じになってしまいました。今回残った真っ黒黒は、近い黒と合わせてクレイジーシャツを作ったら、ちょっとオシャレになるんじゃないかと思うので、次にリネンシャツのリクエストがあったら、夫に色のプレゼンしようと思います。
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