我が家の新人キッチン家電、小容量ビストロは温度が低いんじゃないかという疑念が払えないので、前に焼いてみたものを焼いて、どんな感じになるか試してみました。
今回使用のレシピのこと
以前に焼いた、ハード系パンに近い感じに焼けたレシピで焼きました。試したレシピは、へたくそでもそこそこ良い感じに焼けたレシピで、米粉配合で無理矢理外側がバリバリな、それっぽい見た目に焼き上がるパンです。
我が家の旧オーブンは最高温度が250度。200度以下の予熱は信用ならなかったんですが、250度は比較的正直ベースな感じで、それなりに高温になってました。最高温度は5分だけで、その後自動的に200度くらいになります。過熱水蒸気機能もあったのですが、水タンクを洗うのが面倒で霧吹き愛用でほとんど使っていなかったので、新人のビストロ26Lとほぼ同条件です。
天板のこと
ビストロの付属の天板はなみなみで接地面積が少ないから温度が上がらないのかも、と思って追加で導入した天板での初焼きです。熱伝導に優れたアルミ素材ということなので、あっという間に熱々になってくれる事に期待しているのです。
天板に並べた生地のこと
このアルミ天板、なみなみ天板に乗せられるサイズなだけあって狭いんですが、長方形は思ったより使いやすいというか、実際狭いハズなのに、なぜかゆったり並んでいる気がします。

予熱時には庫内に何も入れない事となっているので、なみなみヒートグリル天板とアルミの天板はオーブンの上に置いて、気持ち温まってもらっていました。グリル天板は、足があるのでオーブンの屋根にくっつきはしません。
二次発酵後の生地は、予熱完了をクープを入れてバター挟んで待機させてました。予熱完了後に、シートごとすべらせてアルミ天板に生地を移動させ、霧吹きしてオーブンに投入。
ビストロを250度に予熱
取説によると、250度までの予熱するのには約22分の予定でしたが、冬で室温23度くらいだったからか、250度に到達するまで32分かかりました。予熱完了後すぐに生地を入れたのではなく、ピー音の後に生地の移動とかしたので、少し時間を置いた感じです。もう少し待っても良かった気もしますが、早く焼きたい気持ちいっぱいで、準備できたらすぐ入れてしまいました。
もう少し待っていれば、もう少し温度が高かったのかなあ、と思ってしまう訳です。
温度計の表示を信じたくない
たまたまだったのかもしれないけれども、庫内に入れて15分立っても200度にはならなかったです。

庫内に入れて5分で100度、15分で150度の表示でした。前後を入れ替えて5分焼き、取りだした時が上の写真です。この温度計、そんなに反応良くはないので、室温に取りだして速攻でここまで下がった訳ではないです。
前のオーブンで焼いていた時間より長く焼いてしまったからか、よく焼けゾーンは焼けすぎというか、乾いた感じになってしまった。よく焼けてなかったゾーンに色を付けたかったんだけれども時間かけすぎだった。
アルミ天板の威力があるのかどうか
アルミ天板の記事でも使った写真ですが、バター焼きされた感のあるパンの裏側の様子です。

なみなみグリル模様だった初回のパンに比べて、裏は満遍なく焼き色がついています。底は普通のパンになったけれども、全体の焼き上がりは前のオーブンの方が良かった気がします。
生地の作り方が安定しないとか、成形の仕方が安定しないとか、へたくそが原因の一つではあるんだと思うけれども、それにしても、膨らみが悪いし、下側が詰まっているような気がします。食感ももっちりねっちりしていて、みちみちした感じが残念で仕方がない。

残念な感じな焼き上がりで、ハード系パンは買ってくる方が良いのかも。
下の写真は、以前の記事で使った写真なんですが、同じレシピで前のオーブンで焼いた時のもの。外側バリバリで中はもっちり気味だけどトーストするとパリっとなっておいしいパンだった。。。

ビストロとのこれからの展望
文句ばっかりのような感じですが、操作性にもレンジ機能にも文句はないし、グリルも良いし、マフィンは普通に焼けるし、メロンパンもちゃんと焼けるので、温度計の表示にこだわらなければ、うちの新人ビストロ26Lはとても良いオーブンレンジだと思うのです。どちらかというとオススメできる機種です。
黒皿がなくて、平らなものを焼きたい時にアルミの天板も便利に使えそうで、これも満足。
次に試して見たいのは、天板の位置を少し下げてみること。セルクルとか並べてその上に天板を置くという技を先人の皆様が試しているのを見てから、うちの台所にあるモノで使えそうなものを物色中です。オーブンの蓋の開閉時間を短くして、ささっと並べるのは難しそうなので、まずは中に何かある状態での予熱を試してみようと思います。
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