昔編んだシリーズです。抱き心地のいい大きめのあみぐるみの写真が出てきたので、記録に。お座りして座高30cmくらいの大きいクマさんです。
クマさんの材料
編み糸
このクマさんは、手触りのよい太めのコットン糸で編みました。コットン糸は伸びないので、慣れるまでは編みにくい感じがしますが、きっちり編めて良いです。
使用糸は、ピエロのベーシックコットン。昔から変わらずあるロングセラー糸です。色は本体がチョコレートブラウン、足の裏にミルクコーヒー少々。鼻はおそらく適当なそこいらにあった、ネコを編んだ時か、ペンギン編んだ時の余りだと思います。
このクマさんには4玉弱使いました。5玉パックを使い切る勢いでいましたが、かわいい感じの大きさでやめて、残り糸は小物とかあみぐるみのお洋服とか、小さいあみぐるみとか。あと、試し編みとかに使って使い切ったと思います。
副資材
目は、あみぐるみアイです。キラキラしてかわいい。
アイの後ろ側には足があり、ワッシャーで編み地を挟んで固定するので、差し込んだ後に抜け落ちる事がないです。一応ボンドをつけておくと安心と言われますが、綿もぎゅうぎゅうに入っているし、そうそう抜ける事はないんじゃないような気がします。
ふわふわのやさしい編み地のあみぐるみの時は、当て布+ボンドを用意すると良いです。差し込んで固定してから、綿を詰める時に角度とかを調整します。顔は比較的ぱんぱんに綿を詰めるので、いい感じの向きに整えやすいと思います。
ぬいぐるみアイとか目のパーツは、頭というか顔に合わせて選びたいので、色々サイズと色々カラーでストックしておくと作業の手が止まらなくて良いですが、そんなに色々作らないなーという場合は、お手持ちの目に合わせてサイズ調整すると良いです。
あみぐるみの中には手芸わたを詰めますが、少し重さが欲しかったので、ペレットも詰めました。ペレットは小さいので、編み目から出てきてしまう事があります。わたでくるむように入れると、編み目からこぼれにくいですが、気になる時は手頃な布で小袋を縫ってそこに入れると良いです。
一時期、中綿と一緒にBB弾を詰めるというのも試していたんですが、BB弾は粒が大きくて、ぬいぐるみの形の自由度が少ないので、小粒なペレットの方が良いなーと思います。綿少なめでペレットが入っているくたんとした手足とか、かわいいと思います。
ポーズのこと
今回のクマさんは大きいので、座らせたかった。胴体の両脇に足がある、リアル寄りの足の付け方をしたかったので、足の上側というか、股あたりは綿をつめずにつぶして、胴体に沿うようつけました。
座らせた時コロンと後ろに転がらないように、しっぽを良い感じの場所につけています。
着ているパーカーは、ペンギンにも着せていたもので、ピエロのシンプルコットン(廃番)+3号輪針で編みました。裾から前後ひと続きで編んで、脇で前後分割して肩で接いでからフードを作り、最後に前立て部分をガーター編みです。
顔のこと
あみぐるみは顔がいのち。毎回悩ましいです。鼻のあたりを同じ色で編んでくっつけてほぼ完成、と思っていたのですが、かわいげがない顔のような気がしてきて、アイボリーで鼻を作り直しました。
ちょっとぽやっとした顔になって、かわいい感じになった気がします。お洋服も余り糸でちょっと凝った感じにしてみました。ネックから編む、袖一体型の編み方は、試着させながら編めるので、あみぐるみとかに着せる服を編むのに最適な気がします。
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